三月は、慌ただしく過ぎていくここ数年。
3歳から高校生まで300人近く通う、塾のような学校のような施設の総合用務係の立場にいるのだが(平たく言えば用務員のオバサンですね♪)何しろ教育機関なので新学期の準備でバタバタと忙殺の日々。
夢の中でも何かに追われてハッと目が覚めるなんてこともある。
印刷機とか紙類とかよーく夢に出てくるのwww
仕事と言えば、私の職歴はバラエティーに富んでいて、
楽器屋の店員を16年、そのあと医療機関へ転身し結婚や派遣の数か月も経て10年。パートになってからは学童保育の図書室、これは5年の契約だったのに途中で婦人科系手術後にうつ病を患い2年ちょっとで退職。
そして病み上がりの私を雇ってくれたのが今の職場。
教育機関ベテラン勢の中にこんな病み上がりがいきなり入ってダイジョウブなのか???
結果、荒治療だったかもしれないけれど、人が足りない幼児のセクションにもヘルプで入ったり、お迎えバスの添乗さんがお休みだと「私が乗りますよ!」と駆けつけることもあり、目まぐるしい毎日ながらも充実していた。
『石の上にも三年』という言葉があるけれど、あれからちょうど3年が経つ。
4月から幼児のセクションには新人さんが2人も入ってくれて、なんとこの私がいま新人さんにレクチャーしているという信じられない話。
しかもひとりは外国人で、たまに英語で質問されて冷や汗たらたら・・・・
「お疲れさま」って英語でなんて言うんだっけ?とか・・・・
先日こんなバタバタしてる中、ふと思った。
普通の会社でも3月は異動や転勤がありメンバーが変わる時期なのですよね。
でも医療機関、とりわけ小さなクリニックで働いていた時代。
例えば院長をはじめメンバーが5人だったら誰かが辞めるまでずーっと長年その5人で。ずーっとずーっと同じ環境だったんだよなぁ。
雰囲気が悪かったり、嫌な上司がいたりしても「1年我慢すれば異動があるかも・・」とかがないのは本当にきつい。
息苦しくなったり、なじめなかったら自分が辞めようと決意するしかなかったもの。
だから偶然とは言え自分が、年度初めや新学期で職場の雰囲気や人がガラリと変わったりする職場を選んだのは正解だったなと思う。
時にはそういう環境の変化が心身に支障をきたす場合もあるけれど、環境が変わらない苦しさを思い出すと、仕事ってそういうリフレッシュは大事なんじゃないかなーって。
空気だって入れ替えが大事でしょ。
学校や塾もコロナでオンラインが主流になりそうに感じた時期もあったし、これから何年この仕事を続けられるかわからない。
けれど、社会復帰できた時の感謝の気持ちをどこかに持ちながら、また1年積み重ねていこう。