少し前にお隣の奥さんに言われた。
「夫婦でそれぞれたくさん趣味があって、うらやましい。」
自分たちにとっては普通のことなのでまったく意識してなかったけれど、現在50代半ば、確かにこれからの人生、男性も女性も趣味が複数あるのはいいことなんじゃない?
そんなことを思い巡らせていて、確信した日が昨日のこと。
考えてみるとこの冬の時期に、毎年似たような記事を書いていますね~。
今年も、行ってきましたよ!
今年は上部リーグに昇格したので、試合会場は、なんと聖地である・・・
東京体育館
うひゃー!キタキター!
東京オリンピックで水谷隼選手や、石川佳純選手が「照明がまぶしい」と言っていたあの!東京体育館メインアリーナ。
朝の練習中「確かに照明まぶしいね。球が見にくいし目が疲れて頭が痛くなるー」とけげんな顔をしながら仲間にぶつぶつ言う私。(誰か、ガツンと言ってやって)
てめぇ、贅沢こくな!←自分で言いました(*´σー`)エヘヘ
ホントはね、こんな場所でまさか試合ができるとは・・・。
って、若い頃のあの修行のような練習が報われたのと、再開してからここ数年の思いも色々混ざって大変だったんです。
不思議なことに、場数を踏んでいるから緊張もせずのびのびとプレイができて、5試合出させてもらって全勝、そのうち自分の得意とする負けていてもあきらめずに相手の弱いところをしつこく攻める逆転勝利パターンが3試合。
よしよし。聖地で全勝なんて、上出来じゃないか。
朝早くから、よく頑張った。
終わったのは夜7時。千駄ヶ谷の駅前はとっくに夜の景色。
帰りの電車の中で、同級生であるチームメイトがリュックに付けていたキーホルダーを見せてくれた。
「地元の仲間がね、このあいだ世界ベテラン(大会)でオマーンに行っておみやげにもらったの。」
「えっ?オマーンって中東の?」
「そう。御歳83歳で飛行機乗ってオマーン行って外(国)人と試合するんだよ。すごいでしょ?私なんて東京体育館でビビってんだから、まだまだひよっこだよね。」
はちじゅうさんで、オマーンで試合か・・
・・す、すごい!
「世界ベテランって、毎回フランスとかラスベガスとかいろんな場所でやるんだよね。観光付きツアーもあるみたいだから、今から貯金しておばあちゃんになったら私たちも行こうよ!」
今日出場している人の中には正直、趣味の域を超えているとは思ったけれど、多くの趣味を持つことは年齢を重ねても夢が増えるような気がする。
60歳になったら、20年ぶりのリスボンへ行ってみようとか、
韓国ドラマを観て、韓国にロケ地巡りに行こうとか。
たとえ夢のままで終わっても、その夢は生きがいにもつながるし。
うん、決めた。
これからの人生、多趣味でいこう(*^^)v