約一か月前、歩行困難になり外出や通院ができなくなった高齢の母のサポートをしつつの日常生活だったのだが、やはり一ヶ月・・・気忙しかった。
幸い、家の中ではなんとか手すりを使ってすり足歩行ができるので、トイレも行けるしシャワーや簡単な調理もできる。
それなのに私の頭の中には、常にうちの冷蔵庫と母の冷蔵庫の中の買い物の心配があり、それだけでも神経がピリピリした。
また、検査は休みを取ってこの暑さの中、車いすを借りて受診。ふぅ~。
しかも弟や義妹にもサポートしてもらっているのに、けっこう疲れる。
親の介護されている方、介護職に就いている方へのリスペクトの気持ちがますます大きくなったなー。
とにかく手術前日の入院まで家の中でこの状態を保っていこうと母と決めた。
そして今日、手術当日を迎える。
うわさには聞いていたけど、コロナ渦の手術と入院は実際家族として経験してみると、やっぱりあ然としてしまった。
病院の救急外来の廊下のようなところで、
「では、お荷物お預かりしますね。ここからは職員とご本人さまだけで病棟へ向かいますので・・・」
えっ?ここで、お別れ?
手術も立ち会えないんですよねー?
面会も出来ないんですよねー?
「はい、次に会えるのは退院する時ですねー。でも、談話室からスマホのビデオ通話はできますよ」
「母、ガラケーなんです(トホホ)」
・・・・・・・・・
「大丈夫よ~3週間くらい。」
「じゃ、メールするから。頑張って行ってきてね!」
・・・・って、そんな入院。
拍子抜けするくらいあっさりしていた。(説明は事前に受けていたけど)
そして今日、
昔ながらの考え方で、親の手術の日だから手術室の前で「まだかまだか」と時計を見るようなことを想像し、休みをとった私。
朝ガラケーにメールを送ったぐらいで何もすることがなく、かと言って大好きな韓ドラを観る気にもなれず、こうしてブログを書いている。
そう、ガラケーと言えば、久しぶりにEメールに画像を添付して今朝母に送ってみた。
まずは、
父の遺影とか・・・・♡
(ハートは要らないか)
※この写真の右のフレーム
それから、うちの仏壇(夫の両親)のお花とか。
ほんとうに、遊び心だけで送った写真だけど、
自分も、入院中の暇な時間に誰かが気にかけてくれてるっていうだけで嬉しかったもんだ。
「6時から点滴中。あら、お父さん。懐かしいね。」
返信が返ってきた。
今ごろ頑張っているかなぁ・・・
もうすぐ手術終わるころかなぁ・・・
終わったら執刀医から電話があるみたい。
親の手術中にブログを書いて待つ。
コロナ渦ならでは・・・ですね。