11月も後半になり、6本の社会人卓球の試合もラスト1本、今週末の遠征を残すのみとなった。
手帳に○を6つ書いて、スタンプラリーのようにひとつひとつ塗りつぶしてプチ達成感を味わってモチベーションを上げている。
その社会人卓球の大会の会場あるある。
体育館の駐車場は車を置けるスペースが少ないところが多く、なるべく朝早くから出発し、早く着いて駐車スペースを確保、そしてコーヒーでも飲みながら小1時間過ごすことしばしば。
この朝の退屈な小1時間、有効に楽しむことはできないか?
そうだ!
スマホで韓国ドラマを観るのはどうだろう?
1話が45分とか1時間ってけっこうあるし、我ながらナイスアイデア?
(んっ?普通こう考える?)
早速、契約のパケット数を増やして、ある朝イヤホン持参して出かけた。
その日は早く出発したのに加えて、思っていたほど時間がかからず、1時間45分ぐらい余裕ができた。
まずはいつも読者としておじゃましている韓ドラ師匠、そら豆さんのブログの気になっていたこの記事を、もう一度読む。
で、さっそくAmazonプライムのアプリをタップして「誘拐の日」を1話から観始めた。
「誘拐の日」というタイトルどおり、誘拐犯と裕福な家庭に育った天才少女の逃亡劇なのだが・・・・・(ざっくりすぎて、すみません)
誘拐と同時に殺人事件や30年前の因縁とかミステリー要素も絡んで、これがホント面白い!!!
なにしろ主人公のふたりの個性が際立つ。
誘拐犯なのに、まぬけなおじさんキャラで心優しいミョンジュン(ユン・ゲサン)と、誘拐されたのに恐れず、生意気でお嬢さま気質の11歳の少女ロヒ(ユナ)の逃亡中のやりとりが面白く、1話から引き込まれてしまった。
韓ドラで1話から引き込まれるって私の場合は、けっこうレアでして(笑)
普通に2話に突入し没頭していると、途中で車のドアをトントンと試合のメンバーにたたかれ、ハッと気がついた。
あ、今日は試合に来たんだっけ。
「ごめ~ん。気がつかなかった!」(LINE入ってたけどね、汗)
公式ポスターの左側の天才少女ロヒが、とにかく素晴らしい演技力。
顔の表情だけで、心情がこちらに伝わってくる。
韓国子役おそるべし、というか、
この子は、もう子役じゃない。名女優だと思う。
ストーリーも、さすが原作本があるだけあって謎解きミステリー本のような次から次へとハッとする展開が続き、もう止まらず止まらず・・・。
そして後半はホロリ。
心が動いて泣くのを我慢できず、久しぶりに涙で画面がにじんでしまった。
全12話。
韓ドラでは短いドラマですが、笑いあり涙ありであっという間に最終話。
最終話のロヒのセリフは、人生の教訓というか「さすが韓国の人が作ったドラマだな」としみじみ感じた。
そして最終話に到達すると、最初のほうの逃亡してた時が何故か懐かしくなって、また1話から観たくなる。
タイトルだけで避けていたけど、今年観た韓ドラの中でもピカイチで、まだ韓ドラ未体験の方にもおススメの作品。(アマプラ加入してる方は是非とも!)
また1話から観ちゃおっかなー。