しまった・・・。
夏とか猛暑とかあまり深く考えずに、7月に3本の大きな試合を請け負ってしまった。
試合とは、・・・・・卓球である。
穏やかな春や秋ではなく、寒い2月に続き暑い7月も公式試合が多いのは、まあ卓球あるあるなのだが、体に堪えるスケジュールだよなぁと思うのが正直なところ。
なので、この猛暑が続く中、ストイックな週末練習。
あ、「調整」という言葉を使うのがアスリートっぽくてカッコいいかな?
最近、もったいないくらいのキレイな台が並ぶ穴場をみつけた。
私に与えられた使命は、団体戦でチームに勝利の1点を!←とにかくこれだけを考えて、あとは相手とじゃなくて自分との闘い。
そんなことを考えていたら・・・
いま視聴中の韓国ドラマ「ライブ~君こそが生きる理由~」の主人公たちの心情とシンクロして気がついたら、ひっさびさにかなり入り込んでしまった。
きっかけは、この記事。
『愛の不時着』より夢中になった韓ドラ『ライブ』の魅力をOggiスタイリスト・川上さやかさんと語り尽くしました! | Oggi.jp
愛の不時着より夢中になったって、ほんとかよー。
警察ものでしょ~?あんまり好きじゃないんだよねぇ。
そんな感じの、まさしく半信半疑で観始めたんだけど・・・
単なる警察ドラマではなかった!!!
※はじめに書いておきます。
ヒューマンドラマなんですが、このドラマ、児童虐待・性暴力・DV・殺人のシーンなどリアルな描写の場面があるので、苦手な方の視聴には注意が必要です。
まずは、1話のはじまりで名作の予感♪
猛勉強して警察学校へ入学するまでの主人公男女ふたりのそれぞれの経緯、特に就職活動中の女性蔑視や挫折、そして、せっかく軌道に乗って自分のすべてをささげてた会社がマルチ商法で倒産、会社に裏切られて路頭に迷う姿。
そんなふたりの「警察官になりませんか?」的なポスターに運命的に導かれるシーンが、けっこうグッとくるんだよなぁ。
そして、私に届いたタイミングもよかった。
(韓ドラはじめて途中リタイアした「よくおごってくれるきれいなお姉さん」の次に観たのもよかったし。)
前回の記事にも少しふれたのだが、いま個人的に旧友のことで社会の理不尽や人生の不条理をとても強く感じている時だった。
韓国でいちばん忙しいとされるホンイル署(日本だと新宿とか?)で、これでもか、これでもかと起こる凶悪犯罪事件や大事故、それとは別に警察という組織の上下関係、理不尽や不条理さ、さらに社会のあおりを受けている生活弱者の描写も私の心をグッとつかむ。
そのひとつひとつに個性的な俳優陣の警官がチームで熱く立ち向かっていく。
時には警察官としてではなく、ひとりの人間として。
人生、いくら真面目に生きていても理不尽や不条理なことがある。
そして立ち直れるのだろうかと思うような辛いことも時にはある。
でも・・・
このドラマを観ていると、人生ってそういうものなのかな?って、毎回まるで、故・瀬戸内寂聴さんの説法のように悟りのような気持ちがふわっと沸き起こる・・・
主人公は、このふたり。
イ・グァンスさん(男性)とチョン・ユミさん(女性)
イ・グァンスさんは、「花郎(ファラン)」にチラッと出てたな。
チョン・ユミさんは映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が強烈な印象で忘れられない。
このふたりのロマンス要素は少しだけ。
あと、イケメンパラダイスではないけど、イケオジは発見👀
警察学校時代の鬼教官であり、現場では上官のオ・ヤンチョン役のペ・ソンウ氏。
口より先に手が出るような、まあ熱い、熱い上官。
しかも、イケオジとか言っても現在50歳だから全然年下なのか~。
なぜ残念がってる?(笑)
私はこの作品ではじめてこの俳優さんを知り、すっかりファンになっちゃいました。
いくら使命感で溢れていても、命の危険にさらされたらその時は逃げろ!
これは、イケオジ上官のオ・ヤンチョンの言葉。
仕事・家庭・社会で理不尽なことがあっても、
人生って不条理だな・・・って思うことがあっても、
家族を思い、自分と闘い、時にはビールを一杯のんで、また翌日がんばる。
けっこうな、大事なことを教えてもらいました。
真夏の試合も、がんばります(*^^(*^^)