私のすきま時間の楽しみだった読書が韓国ドラマに置き換わって、はや2年。
最近はSNSの情報やコミュニティのほかにも、地域のリアル友だちとの楽しみが増えた。
不定期だけど「愛の不時着」がきっかけで集うようになった不時着ともだちの三人お茶会~♪
三人のうちの一人が米軍ハウスをリノベーションしたお家にお住まいで、先週、中国の春節に合わせて、こんな手作りアフタヌーンティーでおもてなししてくれた。
バナナの春巻き&中華クッキー。
わたしが差し入れしたイチゴも、この方の手にかかるとこうなります👇
ごま団子も、ホント美味しかった。おもてなし上手って素晴らしい(^^)
(※ここは、カフェではなく彼女のお宅です・・・)
いつも、ここでお茶をいただきながら韓国ドラマの情報交換をして楽しい時間を過ごすのですが、
この日、第三回目のお茶会の話題は、
「韓ドラってイライラしたり、けっこうドロドロなのに、何で最後まで観ちゃうのかしらね?」
うん、うん。そうねそうね。
お互い好きなのに、結ばれるのには障害や壁が多すぎる。
そして誤解や言い争い。
別れるのか?いや、ドラマだし別れはしないだろう?
それがドラマっていったらそりゃそうなんだけど。
いま視聴中の「ある春の夜に」なんて、まさに!!!
公式では「大人の恋」と謳ってはいるが、
ぶっちゃけ、主人公の30代女子は、気持ちは離れているが4年付き合った婚約者とも言える年上彼氏と、突然現れた彼氏の後輩シングルファーザーを二股にかけ、その彼氏が見下していた後輩に彼女を略奪されそうになるのをプライドが許さず、未練を通り越して執着とも言える求婚を繰り返すというストーリーで・・・。
文章に書くとこんなドロドロな話。
離れた心はどうしたって戻らないよーって、その彼氏にイライラ、
どう見たって交際期間がカブっていたらそれは浮気なのよ!って彼女にイライラ。
途中で観るのをやめればいいのにね・・・・(笑)
でも、その後輩シングルファーザー役のチョンへインくんと息子ウヌ役の子には、イライラしなかったよー(*^^)v(浮気相手なんだけどww)
ストーリーがドロドロなのに、このドラマに私が引き込まれたのは、光と影のコントラストが映像にちりばめられていることと、あとは80年代を彷彿させる音楽。
来生たかお・薬師丸ひろ子の「夢の途中」を思わせるイントロが印象的だったこの曲も素敵。
そして中盤のあるシーン。
韓国の厳格な父親に「心が離れた人とは結婚はできない」と破談をお願いしたあと、父親から「じゃあどんな人ならいいんだ?」と問われたときに、答えた彼女の、
「温かい人」
という一言に、何故だか涙が止まらなくなってしまった。
やっぱり女性は・・・彼氏がいようと婚約や結婚していようと、その相手が例えば自分を見下していたり所有物のように思っていたり、要は大切にしていないと心が離れていくのだ。(もちろん男性も然りだけど)
離れた心に気づいて、修復しようと思っても時すでに遅しなのである。
自分は二股をかけたことや浮気の経験もない。
ましてやこのドラマのように男の人ふたりが自分を取り合いをするなんて経験も全くない。
でも、「天と地がひっくり返るような、心変わりの瞬間」は、今でも覚えていて、それは何があっても揺るがず、そしてそれがきっかけで新しい人生につながった。
イライラしてたドラマだったけど、けっこうな人生の教訓を教えてくれるなぁ。
おまけに音楽がすごく良くて、サントラ盤CDまで買う始末(*^^)v
さてと。
外は雪だから、せめて春がついてるタイトルの不思議なドラマの続きをみるとしよう。