入院中の母を案じる気持ちはあるものの、コロナ渦で面会が一切禁止であるので、毎日朝夕のメールのみが便りの手段。
そろそろ「退院」の2文字もメールに入ってくるようになった。
手術中じゃないんだし、いつものように空いた時間に韓ドラを観ようかなーと思うのだけれど、常に母のことがどこかにある。
日本中を震撼させたニュースで、TVも観ると気が滅入るし、少し前は異常な暑さだったりで。
新しい作品を物色するという頭が働かず・・・。
そんな時は!
コレだよコレ。(もしかしてまたかよー、って声が聞こえそうな・・)
「愛の不時着」
えーっと。
9リピート目、いっちゃいました(*´∀`)
(おふたりに新しい命が??という素敵なニュースも!)
↑
今となっては懐かしい・・・
「運命の出会いの予感」「壮大な物語のはじまり」を感じさせる、第一話のこのシーン。
観始めたらその時間は、考え事もどこかへ消える。
何度観ても感情移入してしまうし、人を思いやる気持ちというのかな、その部分に共感し、笑い、そして泣く。やっぱり偉大な作品だなぁと思いながらするすると中盤まで観てしまった。
そんな折、もと旅行会社にお勤めだった友人から久しぶりに連絡があった。
コロナ前まで私同様、海外旅を楽しんでいた彼女。ハワイへもひとり旅する強者だ。
「お元気?(中略)ところで前に、韓国ドラマはまってるって言ってたよね?何かおススメあったら教えて~」
キターーーーーー!!
でも彼女と韓ドラ、全く結びつかないんだけど・・・
そういうアタシも、人にはそう言われてたっけ。
「NETFLIXは、観れる?」
「んー。よくわかんないけど、Amazonプライムは観れるよ。」
「愛の不時着をおススメしたいけど、NETFLIXでしか観れないの。Amazonプライムで観るなら・・・トッケビを観てみて」
「わかった。トッポギじゃなくて、トッケビね」
「そう、似てるけどトッポギじゃないよ、トッケビ。」
さて、布教するぞー(笑)
それから、1週間。
自分は久々の不時着にどっぷりだったし、
母の入院でそんなことも忘れてた時に、またラインのメッセージが届く。
「この間はトッケビおススメありがとう。早速観てます。3話ぐらいからハマっちゃって、いま8話です。コメディーとかキュンもあって。昔のドロドロ韓流のイメージが吹き飛んだよ。おじさん(コン・ユ)がかっこよくって。うん、これはハマっちゃうね。ひとりでゆっくりみたいから、おかげで睡眠不足です。」
うん、うん。それは良かった。
「観てくれて、うれしいです。後半は命の尊さとかを考えさせられるから覚悟だよー」
なんて、短めのレスをしたものの・・・・・
8話まで観たって言ってたっけ?
8話?8話?
どんな話だっけー
と、今度はトッケビを1話から後追いをはじめた。
自分がおススメしたドラマに友だちがハマったら、そのドラマをもう一度見たくなる現象・・・
韓ドラの達人さん!
これって、韓ドラあるあるなんですかねぇ~?
そんなこんなで「愛の不時着」と「トッケビ」を交互視聴しながら、
韓国ドラマって、ふたりで焼酎のむシーンがなんかいいよなーって思ってる。
そんなことを書いていたら、またメッセージが!
トッケビ週末に観終わりました。
すごく泣けた・・久しぶりにドラマで泣きました。
命の大切さを考えるきっかけにもなって、
いろんな感情で楽しめたドラマでした。
早速トッケビ・ロスになりまた最初から観ようかな・・って。
ありがとう、おススメしてくれて。
ふだんの彼女にしては、熱すぎるくらいの感想に私のほうがウルっときちゃう。
さて、今夜はどっちを観ようかな。