あれから・・・・。
まだまだヒョンビン作品を見続けている。
きのう見終わった『雪の女王』全16話。(Amazonプライムにて)
2006年のドラマなのだけれど、アンデルセン童話と同タイトルなゆえ、ファンタジーかな?などという軽い気持ちで観てはいけなかったドラマだった。
ヒョンビン氏演じる役にふりかかってくる出来事が、残酷で苦しくて重くて切なくて・・・涙も枯れ果ててしまうような物語だった。
天才少年と呼ばれた学生時代、ライバルであり親友である友と喧嘩別れをしたその日に彼は自ら命を絶った。
その親友への贖罪の人生と、彼の妹との運命的な出会い、彼女の病気と残り少ない命。
こうやって、書いているだけでもドラマのテーマとしては重いなぁ・・・。
我らが中隊長、ヒョンビン氏。
ここでは数学者の夢をあきらめ、名前も変えて贖罪の人生を送るハン・ドック(ハン・テウン)の役。
無精ひげとワイルドな髪もっさり男でも、当時日本でも流行っていたダボダボのカーキのモッズコートでも、ストイックに役を演じる若かりしのヒョンビン氏に純粋に感動してしまった。
そして。
『愛の不時着』を6回観て、『アルハンブラ宮殿の思い出』『シークレットガーデン』『雪の女王』と、まだ4作品、しかもヒョンビン作品しか観ていないのだが、ここへ来て自分の心の中でまた新たな何かが沸き上がってきた。
ドラマの中の韓国を、もっと知りたい。
文化とか習慣ももちろんなんだけど、もっと身近な・・・例えばね・・・
なぜパジャマ着て寝ないの?
なぜ学歴にそんなにこだわるの?
なぜ男性が優しいの?
そんな、ドラマを観ながら思う素朴な疑問や韓ドラあるある。
解決してくれそうな1冊をこのたび見つけちゃいました。
すぐ、ポチッとね。
あまりにも最近ドラマにどっぷりだったから、本も読んでなかった・・・
だから今日は、ドラマ観ずコーヒーを入れアイスを食べながら読書タイム。
★目次★ なぜ試着シーンが多い? 日本人が知らない『愛の不時着』名場面の「本当の意味」 『「不時着」しても終わらない』 | BOOKウォッチ (j-cast.com) より引用
Part1 私たちはなぜリ・ジョンヒョクに惹かれるのか
Part2 憧れの女性像ユン・セリは自分のことは自分で決める
Part3 韓国独特の「恨」の文化がユン・セリの上昇志向の原動力
Part4 遠くて近い韓国文化と日本文化 違いと魅力
Part5 韓国人女性の"これまで"と"いま"
Part6 越えてはならぬ38度線が強いる「兵役」と「統一」への願い
韓国ドラマあるあるキーワード集
めくったら、すぐ
『私たちはなぜリ・ジョンヒョクに心惹かれるのか』だって。
うふふ♡
ドラマの中の私が知りたかったことだけじゃなくて、
『声に出して泣くことが悲しみを表す韓国人には、悲しみをこらえて言葉に表さない日本人が冷たいと感じる』
『善悪の日本、損得の韓国』
『儒教の教えでは年上を敬うのが当たり前のこと』
こういう内容も面白かった。
そして日本ではピンとこない兵役や38度線についても、海兵隊での兵役を志願したというヒョンビン氏を深く知る上で読んでよかったなぁと思った。
韓国ドラマが100倍楽しくなる
が、謳い文句みたいだけれど、
ほんと、ますます楽しくなりそうでコワい(汗)