ウズベキスタンに行こうと思ったきっかけはサマルカンドだった。
だからタシケントについたら先に遠いブハラのほうからまわって、サマルカンドを旅のメインに計画を立てた。
だけど、私はブハラの雰囲気がとても好きになってしまったのです。
今日、15時までブハラにいられる。
そう思ったらもったいなくて・・。
朝、朝食をすませてタキバザールを抜けてまたラビハウズのほうへ。
バザールでは子どもたちが開店準備を手伝っています。
ラビハウズの前に停車する、ホップオンホップオフの観光バス。
こんなのあったんだね。(日本語もありました。)
朝イチのお目当ては、チャル・ミナル。
ラビハウズを通り越して、住宅街に入っていくと忽然と現れるらしいので、ホテルからまたオフラインで使える地図アプリMAPS.MEを見ながら歩く。
(このアプリには本当にお世話になりましたが、オフラインで現在地把握しているってどういう仕組みなんだろー)
もし、まだ使ったことのない方はぜひ使ってみて下さい。超便利 ☟
まずこの大通りから1本中に入った道に入ります。
ほんとに??
と、思うけど住宅街に入っていけ・・・っていうので。
でも。
地図に沿って行けども行けども、こんなところだよ?
だんだん不安になってきたところで、家の前に座っていたおじいちゃんが
「チャルミナル?あっちだよ」と教えてくれた。
ほんとだーーー!!!着いた♡
チャル・ミナルは4つのドームを頭にのせたかわいい塔。
1807年に建てられたそうだ。
形がキュートなのでブハラのおみやげグッズにはチャル・ミナルがモチーフになっていることが多いという。
入り口から入ってみると、修道院のような装いの女性が「マダム、6000スムで上まで上れるわよ」と。
朝はまだ元気なジャパニーズマダム、上ります。
せっかくだからね。
上からの眺め。青のぼうしが可愛いです。
まわり、ほんとに住宅街なんです。
帰りも階段が急だし気をつけないと・・・。
チェル・ミナルは観光地ではないので静かですが、向かいのおうちがソ連時代の軍のバッチとか、アンティークショップのようでした。
帰り道、オットくんへのみやげ話によさげなマツダの旧車を発見。
その日、ラインで送りました。
ラビハウズまで戻ってきた時に偶然「アジアホテル」を発見!
たしか、ブハラで日本円を両替するならアジアホテルって聞いてたな。
1万円分のスムが少なくなってきて、サマルカンドに向けて次の1万円を両替しておきたい。
フロントに聞いてみたら「ダウン」という。
ダウン?地下??
フロントで両替してくれるんじゃないのか・・・。
空港でもそうだったけど、ウズベキスタンで両替って忌み嫌うものなのかしら・・・・・んなわけないよね('ω')
あった。
小さくBANKと。
なんか、こわいなぁ。
看板、これですよ。
ここでは、
1万円が880,000スム。
空港では850,000スムだからここのほうが若干レートがよい。
結果論として、ドルを持ってこなかったから日本円をスムに変えられて安心しました。
少しスムに余裕ができて、ブハラでのおみやげにコウノトリのはさみと衣類を買おうとまたタキバザールへ。
ハサミにオットくんの名前を彫ってもらうの図。120000スム。
そして、もちろん自分にも。
欲しいものだらけの陶器屋さん。
これは何時間あっても足りないんだなぁ。
「マスター(先生)が作ったのは値段が高い。
ステューデント(生徒)のは安い。」何回も言われた。
・・・でも値段交渉すれば安くなるんです(内緒)・・・
タイルも買って来ればよかったかなぁ。
もう2つは割れてしまったけど、無傷の小皿3つと、前日買ったスザニ。
ブハラのマグネットは「お釣りだせないけどオマケ」という新手の商売方法(笑)
買い物もできたし、ラビハウズで少し休憩。
チャイハナで食事するっていう手もあるけど、なーんか暑くて食欲がいまいち。
ひとまず、モヒートのイチゴ味を買う。
このモヒート、お酒じゃないことをここのドリンクスタンドのお兄さんに教えてもらった。
ファンタとかと同じ飲み物の名前がモヒートでノンアルコールなんだって。
モヒートを飲みながらガイドブックをパラパラめくっていたら、おばさんがナンを売りに来た。
ウズベキスタンに来たんだから1回ぐらい食べてみるね。
これをお昼に(さすがに全部は食べられなかったけど)少し早いけどオマールハイヤームホテルに戻ってロビーで小一時間、休ませてもらった。
とにかく、暑いのだ。
ブハラが大好きになったのは、ひとえにこのホテルとの出会いだと思う。
「お茶、はいってますよ」
「どうぞどうぞ、暑いからここでお休みください」
日本の温泉宿的なおもてなしの心を感じるオマールハイヤームホテル。
宣伝しとくからね。
異国情緒を絵に描いたようなこの街。
さよならブハラ。午後はブハラからまたアフラシャブ号でサマルカンドへと向かいます。。
(今日は、世界の車窓からのエンディングのように終わります☺)