ウズベキスタンという国単位でも、サマルカンドという観光都市の中でも、これを見ずして帰れないというレギスタン広場に着いた。
ミュージックフェスティバルが開催されているので、普段は広場にフリーで入れるようだが、昨夜ホテルから1キロ歩いたのにチケットがないと入れなかった。
だから今日も、もしかしたらと自分の中ではあきらめもついていた・・かな。
全世界の旅行者が、このアングルで写真を撮るだろう場所から私も1枚。
悲しいかな、さらに曇り空で。
もう少し引き気味に撮ると、柵が入るし。
それでも、あのレギスタン広場に来れたという感激は最大級で。
入れないんだったら1周まわってみようと向かって右へ歩いてみる。
その未練がよかったんだなー。
普通のコンサートホールだと楽屋入り口とか機材搬入口みたいな場所に人だかりができていて、左側の小屋にkASSA(入り口)と書いてあるじゃぁあーりませんか。
よかったー!!!
サマルカンド来たのにレギスタン広場に入れないんじゃ・・・・ねえ。
ちなみに、kASSAは覚えておくと便利です。
鉄道、地下鉄、スーパー、トイレ、どこでも入り口はkASSA。
(※追記 KASSAは入り口ではなくチケット売り場の意味だそうです)
kASSAで40,000スムを支払い中に入ると、おー!
向かって左側の
ウルグ・ベク メドレゼ。
やっぱ入れてよかった・・・・・・・・
中庭も、何かテントのようなフェスがらみの設営の準備が。
シャーヒズィンダ廊群とはまた少し違う青の中に黄色がうまくミックスされているようなイスラム建築にうっとり・・・のあとに、大爆笑。
でもちょっと顔ハメやってみたかった。
このメドレゼにはおみやげ屋さんもありました。
お値段は高め。さすがトップの観光地。ドル表示でしたよ。
お次は真ん中の
ティカラリ・メドレゼ。
このメドレゼのモスクの内装が息をのむほどすごいんです。
ねっ?
黄金に輝く美しい内装を静寂の中でじっくり見た後、外に出ると、だんだんと雲が少なくなってきました。
こんどはむかって右側のシェルドル・メドレゼに行ってみます。
私の大好きなお帽子があるほうです。
このサマルカンドブルーに憧れて、ここに呼ばれたんだもん・・・
こんな写真も残ってました。
みっつのメドレセをじっくり見終わり、ホッと一息。
ここで出会った仲良しご家族。
この真ん中のお嬢さんが、私に声をかけてくれた。
「ヤポン?(日本の人?)私たちをあなたのカメラで撮って」
お母さんたち、一緒に撮ってあげる。
と、私のカメラで。
この旅、唯一の自分が入った写真。
(おふたりとも貫禄あるけど、年下のイスラム女性です♡)
シャイガール、よく声をかけてくれたね。ありがとう。
世界中の旅人を誘う、サマルカンドのレギスタン広場。
ひょっとしたら入れないかも・・と思いきや、また素敵な旅の1ページになりました。