先日、新聞でこんな記事をみつけました。
パリのリヨン駅で駅弁屋さんがオープンしたそうです。
これを読んで、昔の外国でのある経験を思い出しました。
イギリス・ロンドンのヒースロー空港から、ブリティッシュエアウェイズ(英国航空)で東京へ戻ろうとした時のこと。
なんと。
エアラインのストライキで、ドリンク以外の機内サービスがないという。
こんなこと、めったに巡り合えない事ですが。
乗客にそれぞれ20ポンド分のクーポン券が渡され、機内食2食分を搭乗時間までに空港内で確保してから搭乗して下さいだって。
しかも、そのクーポン券おつりは出ないので同じお店で使いきるか、あとは自腹で買ってねという・・・。
なんか、ゲームみたいになってきた。
昔ありましたよね~。
ご存知の方は同世代??
この場合は、まあ言うなら
『値段でドーン! in ヒースロー空港』でしょうかね(笑)
限られた時間の中で、ヒースロー空港内の売店を物色。
お腹にたまりそうなアイテム、おやつ的なものがすべて売ってる日本だとコンビニのような店を探す。
ひととおり歩きまわっても、いまいち、これだ!という店もなく、ましてやおにぎりなんて気の利いたものも売ってない。
この時ばかりは、頭の中こんな感じ➡🍙🍙🍙
仕方なくサンドイッチ屋さんに入って、チキンが入っているようなボリューミーなサンドイッチと、ワッフルをいくつかと、カットフルーツをレジへ持っていきました。
レジのお姉さんに、ブリティッシュエアウェイズのクーポン券を出すと、レジ横にあったスニッカーズのようなチョコバーを2つ足してくれて、
「パーフェクト!」
と、言ってにっこり笑ってくれました。
そんなこんなで、楽しくもあった出来事だったのですが、異国で搭乗前にこんなバタバタは、あんまり嬉しくないですよね・・・。
ストライキがどうのこうのというよりも、これが日本だったら、
「好きなお弁当買ってきてくださーい」
「はーい。わかりました」
って、まあ2食分だったら、例えばちょっとしたお弁当と、朝食用におにぎりでもサンドイッチでも、足せば済む話じゃないですか(^_-)
自分で買ってきたアイテムを機内で食し、みんなの買ってきたのも気になりながら、しみじみと日本のお弁当文化をもっともっと世界に・・・♪と思ったあの時でした。
もう、あれから10年以上が経って、パリのリヨン駅に駅弁屋さんができたというニュースを見てちょっと嬉しくなりました。
BENTOって本当にすごいですよね。
(^_^)/