夏の終わりの4日間、8/28~8/31まで、サハリンへ行ってきました。
成田空港から、ヤクーツク航空で2時間ぐらいのフライトです。
サハリン・・・と聞いてどんなイメージでしょうか。
北海道の真北、かつては樺太と呼ばれ、終戦までの40年は南半分が日本領でした。
その後、ソ連の支配下におかれ戦争中のエピソードやかつての日本名の地名など私が訪れるにはハードルが高そうです。
ましてやロシア語どころか英語だっていつも苦労するのだから・・・。
でも、旅先というのは何かの縁があるんだと思う。
ハバロフスクへ行った時も五木寛之さんの小説の中に迷い込んだようで着いた瞬間、高揚したんだっけ。
今回も「スパシーバ」「パジャールスタ」「ダー」「ハラショー!」これくらいの単語で、あとは翻訳アプリなどの現代のツールもある、なんとかなる!
がんばれ、自分!(←50代♀)
両替は成田空港で15,000円分して出発しました。
1ルーブル2.15円で6,900ルーブル。結果、4日間、特別贅沢しなければちょうど良い感じでした。
16時50分、R3550便でユジノサハリンスクまで。
28Aって、けっこうな端っこです・・・・か?
あまりにも日本人がいなくて面食らった。
私がさびしそうにしていたら、ユジノサハリンスクで乗り継ぎしてヤクーツクまで行くというご夫婦が声をかけてくれた。
「おひとりで?すごいですね」
「いやいや、ウチはサハリンって樺太でしょ?ソ連でしょ?そんなとこ行って大丈夫?っていうダンナなもので・・・」
「でも、出してくれるんだからいいですよ」
「そうですね♥」
好きなことやらせてくれるから感謝しなきゃ。
ゲートからはバスで。
いまのうちに機体を撮っとかないと・・
ロシア2回目で、学習。
なんか、機体ちっちゃいね。
真夏の東京に、少しだけサヨナラ!
機内は、 2列ー通路ー3列。
座席は一番左側、17A。
17番で後方のお客様優先搭乗なのだから、ほんと小さいということだな。
お約束の機内誌チェック。
モニターもないから、これが楽しみのひとつ。
楽しみふたつめ。この景色。
2時間ぐらいのフライトなら窓際を選びます♪
機内食は軽食。行きは日本で用意するのか、なかなか美味しくいただきました。
このアンダーラインの意味が、帰りに判ります(笑)
日本語のアナウンスもないし、日本人CAさんも乗っていないのでなんとなくの景色とコールでもうすぐ着くのかな・・・と思う。
いそいでロシアの入国書類、行きの分と出国の分を書く。
きれいな夕焼けの写真が取れました。
こんな景色を眺めながらシャンパンでも飲みたいところですが、ヤクーツク航空はアルコールは無いようです。(涙)
2時間もかからずに、ユジノサハリンスク空港に到着。
ハバロフスクと同様、こじんまりした空港です。
またまた前回の学習からバスの中から空港を激写。
ロシアという国、そこんとこ気をつけないと・・・。
時差は日本の2時間プラス。
現地時間17時ぐらいに到着。
日本とそんなに遠くないのに2時間。この2時間が大きい。
イミグレも他の国と全然違うので、はじめて行くと緊張する。
やっぱりサハリンのイミグレもそういう場所だった。
そうそう簡単にスタンプを押してはくれない。
写真は撮れないからイメージのみお伝えすると、昔観たベルリンの女性スパイの映画とか・・。コワい感じです。
でも2回目って気持ち的に全然違うから、すごいなぁ自分と思う。
やっと到着ロビーに出ると、すぐに私の名前の紙を持ったオルガさんという女性と会えてホッとする。
東南アジアやホノルルの空港では、落ち合うのは大変だけど、ユジノサハリンスクでは2人ぐらいしか待ってないからそれもびっくりした。
ロシアは短期の旅行であってもビザが必要で、特に極東ロシアは夏の短い間がシーズンだからあまりにも旅行者が少ないんだろう。
私も節約旅をしようと思って、今回オプショナルはすべて除いたけれど、前回同様JICさんにビザと空港送迎をお願いしました。そのへんは安心。
チェックインやパスポートを翌朝まで預ける説明まで丁寧にやっていただき助かりました。
そしてホテルに着く頃は、すっかり暗くなってました。
なんか、長旅してきたような錯覚におちいる、このヨーロッパ感・・・。
むかしポルトガルに到着した時みたいな・・・
次回は宿泊したホテル・サッポロの雰囲気をお伝えしようと思います♪