旅ゆけば~よろずな diary~

旅の記録と日々のあれこれを綴った日記です。

55歳はゴーゴーなのだ。GO!GO!何処かに行きたくなる夏の終わりのバースデーのお話。

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Googleさんから毎月スマホに送られてくる先月のタイムラインをみて、愕然とした。

 

自宅近郊の4つの市しか動いてない・・・・(汗)

自宅、職場、実家、母の病院、近所のスーパーとガソリンスタンド。

この、ワタクシが!(そんなに、タカビシャになることでもない。ゴメンなさい💦)

 

母が無事退院して、すこぶる元気で日常生活も問題なく過ごせているので、今月こそはと行こうとしてた音楽イベントも、部活のように練習して備えていた夫とのミックスダブルスの卓球イベントも、第7波とやらで中止になった。

開催してるものは沢山あれど、たまたま自分が行こうとしていた週末のイベントは開催せずでガックシ。

 

ショボンとしたその気持ちを慰めるために、「すべてのタイムラインをみる」みたいなところを、タップ。

 

 

そうだ。ちょうど、夏の終わりの時期だったのだな。

サハリンは北海道の少し北だったから、カラッとしていて涼しいくらい、

ウズベキスタンは、砂漠の気候で40℃越え。照りつける日差しが痛いくらいの体感だった。いまだに、いくら東京が猛暑、酷暑と言ってもあの感じは帰国してから感じたことはない。

 

もう今では、そうそう行くことが難しくなった、忘れられないふたつの旅。

コロナで、すっかり変わってしまった私のGooglemapのタイムライン。

 

せめて、少しでも夢見ようと久しぶりに予約までして買った、韓国ドラマのロケ地巡りの本をぺらぺらめくる。

 

これね。

 

 

なんか、旅行前のガイドブックをみている気持ちに似ていて、気分も上がり⤴

顔が、ニマニマしてしまった(*^^)v

韓国ドラマのロケ地巡りの旅行記なんか書いたら面白いだろうなと、プチ妄想もどんどん膨らんで。私って単純。

 

そんな日の夜、夫が晩酌しながら、

「そういえば、もうすぐ誕生日だよね。何かリクエストある?」と聞く。

 

「特に欲しいものもないなぁ。また、いつものお店でケーキ買ってきてくれれば嬉しいかな。」

 

「8月で現場が落ち着くから、9月初めは休み取れるけど。55歳でしょ?ゴーゴーなんだし行きたいとことか、やりたいこととかないの?」

 

えっ?

いま、なんて?

 

い・き・た・い・と・こ ?

や・り・た・い・こ・と ?

 

「行きたいとこは、いっぱいあるよ。でも、いま行けないとこだから・・・。やりたいことはね、旅行記を書きたいの!」

 

夫が、「旅行記?よくわかんないけど、まぁ、どっか考えといて。」と、不思議そうな顔をする。

まったく、いい歳したオバサンが何言ってんだか・・・と、自分でもそう思う。

 

でもね、読んでくれる人がそこに行きたくなるような旅行記を書くのが、今までの自分の楽しみだったんだもん。

 

そして翌日。

 

退院してから毎日の恒例、母とのたわいもない電話でこの話をすると、旅人の先輩でもある母から思いもよらない場所の提案が!

 

「要は、いまは海外は行けないけど2泊3日ぐらいで手軽に行けて、でもあんまりメジャーでもない国内の旅先ってことでしょ?」

 

「佐渡なんかいいんじゃない?」

 

(2度目の)

いま、なんて?

 

さど?

 



「そう、佐渡ヶ島よ。レンタカー借りて。○○くん(娘婿)鉱山とか銅山とか好きじゃないの~。佐渡には佐渡金山があるし、海もきれいだし。お刺身やお寿司も美味しいんじゃない?新潟から船で行くから旅情もたっぷり。」

 

母は、ツアコンか?

 

でも・・・・佐渡、いいかも!

で、めちゃめちゃ調べた。

今は、おしゃれに「さどとりっぷ」とか「SADOたび」って表記するんだって。

 

そこからは早い。

早速、佐渡オンリーの唯一のガイドブックを取り寄せてと。

 



 

旅はいつも宿探しから始まるのだけれど、

よほどのことがない限り、豪華なマンモスホテルではなく趣のある小さくて手ごろなホテルを探す。

 

そのあとは、交通機関を調べたり予約をしたり。

あと、レンタカーの手配は、短い日程の佐渡旅では必須。

 

ガイドブックを凝視するのも久しぶりで、熟読・・・・

 

佐渡の「青の洞窟」もやっぱり行ってみたいと、何気なく検索していたら懐かしのベルトラのオプショナルツアーをみつけて、

「ベルトラさんまだ頑張っているんだな~」と、思わず予約してしまった!

 

ベルトラさんのマイページの履歴の直近をみたら、懐かしの台湾のオプショナルツアーだった。

(2015年。噂のてるみくらぶさんで行きました。)

outblue69.hatenablog.com

 

あとは天気とコロナの状況。でも万が一ダメになったとしても、そういうのけっこう慣れてしまったし、それはいつもの異国への旅でも同じこと。

 

そんな、あの頃の感覚を再現している今日この頃。

 

昨日は免許更新に警察署に行って、駐車場の案内で立っている警察のおじさん職員に、

「お母さん、ここは満車だから署の裏の駐車場わかる?」

と、言われ、

(3度目の)

いま、なんて?

 

お母さん?

 

「おめーのおかーさんじゃねえよ!」と、こころの中で思いながら、お母さんと言われちゃうミテクレになっちゃったのかなぁと、ちょっぴり、いや、かなり落ち込んだけど、

「夏の終わりのバースデーin佐渡」のにんじんをぶら下げて、がんばるのだ。

 

*久しぶりの旅の話題に興奮しすぎて、長くなりました*