
静かな公園のエントランスのような写真だが、ここはなんと!
「博物館 網走監獄」
の、入り口。
網走を通るのなら、行ってみたいとふたりの意見は一致。
全く無知だったのだが、いわゆる網走刑務所をナビの目的地にしてしまうと、少し離れた場所にある現役の網走刑務所に着いてしまい「受刑者の関係者以外は立ち入り禁止」トホホとなる。
おそらく同じようなパターンで、Uターンしている車を数台みた。
現在我々が見学できるのは、旧網走刑務所の歴史的建物25棟を移築して保存展示しているここ博物館、網走監獄のほう。
入場料大人1名1,500円と、わりとお高めではあるけれど広い公園みたいなつくりになっていて愛知の明治村を思い出す。
ゴールデンカムイの聖地として今や若者にも人気のスポット。

有名な正門。ご苦労様です!!!



現存する木造行刑建築物としては最古のものだそうで、どれも見ごたえあった。


その中でもやはり、放射線状に広がる舎房及び中央見張所がリアリティ溢れる雰囲気。

網走刑務所はその厳しい環境から「日本一脱獄が難しい」と言われているらしいのだが、その網走刑務所26年間で4回も脱獄したという「白鳥由栄」の脱獄手口と実際の扉も展示されていて、なかなかおもしろい。
楽しい旅行記の中で書くことでもないが・・・・・・
人間はどこかに閉じ込められて極限の精神状態になると、どうにかして、ここから脱出したいと思うようになる。
それは私自身も過去に貴重な経験をした。だから、わかる。その出たいという気持ちだけはね。
あの頃のこと、別ブログですがリンクを貼りました。
【術後うつ】まさかの精神科へ入院。クリスマスとお正月を病床で過ごしました。
それにしても白鳥由栄氏、味噌汁の塩分で金属を劣化させるという発想、奇抜すぎる!


囚人たちに精神的、倫理的、宗教的な指導を行うための教誨堂。
中は広々とした教会。意外にヨーロピアンで素敵だった。

ひととおり見て回って、夫がボソッと一言。
「やっぱり悪いことは、するもんじゃないね」
網走監獄。
人生のターニングポイントとかに、1回は行ってみるのもいいかもしれません。
ふたりして、しみじみ色んなことを思ったところで、
そろそろ次の目的地へ向かって、ふたたび海岸線を走ります!
はじめましてのオホーツク海。


時刻は16時。
次の目的地も、私がリクエストしたスポット。
「小清水原生花園」
「原生花園駅」


網走の東、濤沸湖(とうふつこ)とオホーツク海に挟まれた小清水原生花園。
その中にポツンと佇む原生花園駅のホームからは、海と湖が同時にみえると昔から鉄道好きには憧れスポットなのでぜひとも訪れてみたかった。

駅の周辺に展望デッキや木道もあり、360℃見渡せます。

青空、海、湖、線路。
ここから見た風景は、感動とかいう言葉では伝えられないほど。
水平線を眺めて、汚れた心を浄化させましょう。

おおー?
馬がいますよ!
広い草原の中で放牧され草を食べている馬がこんな近くに。

あとで調べたら、夏のあいだだけ馬の放牧が行われているんだとか。



馬や水平線をぼーっとながめていたら、非日常すぎて。
原生花園はヤバいです。

今日のルート。
美瑛ー三国峠-タウシュベツ川橋梁ー足寄ー大曲湖畔園地ー網走監獄ー原生花園
420キロを駆け抜けた。
だんだん日が落ちてきたので、このまま海岸線を行き、今夜のお宿がある港町標津(しべつ)へ向かいましょう。