
いつものことだが宿に到着するころは、だいたい真っ暗。
標津の宿に到着したのは17時45分。
今夜のお宿は、
標津川温泉ぷるけの館
「ホテル川畑」さん。
国道沿い、標津郵便局の目の前にある大正11年創業の老舗温泉旅館。
地図で何度も確認した標津に…
本当に来ることができた。
こちらは、翌朝撮影。


広い駐車場も建物の隣と裏にもあり、日帰り入浴も可能な温泉ホテル。


「ぷるけ」というのはアイヌ語で「湧き出る」という意味なんだそう。
源泉かけ流し、内風呂と露天もあり早速お風呂に行った夫が絶賛しておりました。

なぜ標津の、このホテルを選んだのか。
まず、明朝からぜひ行ってみたい場所にいちばん近いホテルだったのと、リーズナブルなのにお風呂、お食事がとてもよいという評判の宿だったから。
スタンダードな和室、
1泊2食付きで、ふたりで20,782円。
今回は3泊4日の日程だから、このお値段は、お財布も助かります。


アメニティは、各階廊下に。
なんと電子レンジもあり、ビジネスの方にも良心的。

夕食は、標津産鮭(サーモン)中心のコース料理。
サーモンの他にも、
北海シマエビ、鱈のマヨネーズ焼き、
変わったところで北海道産チーズの天ぷらなど…
これはもう、サッポロクラシック今日もいっちゃいましょう!

夫と私それぞれ、
ワインとお酒もいっちゃいますか
\(^o^)/

〆めは、鮭親子丼とホタテのお汁。
鮭といくらの親子丼なんてはじめて食べた。
普段は、いくら苦手なんだけど、何故か美味しくいただきました。
贅沢ですね〜。

朝食も、標津産シャケ。
そして、目玉焼きはセルフで焼くという朝からちょっとしたイベント。

ドリンクバーになっていたので、ジュースとコーヒーをいただきました。

いまこれを書いているのが、この標津の朝からちょうど1週間後。
当然ながら仕事に家事にとあくせく日常を送っている。
おそらくそんなことだろうと、この日は非日常をたくさん写真に残した。
まずは、ナビの画面。標津町8時8分。
ホテル川畑さんを出発。

これから向かう場所は秘境中の秘境。
「この世の果て」と言われることもある、野付半島。
全長28キロにわたる日本最大の砂嘴(さし)で、海流によって運ばれた砂が長年に渡って堆積してつくられた半島。
なんとそこに、途中まで道路があって車で行けるんですって。
※ぜひぜひ、野付半島がどこにあるか、地図を動かし北海道全体にしてみてください(*^^)v
標津のお宿から野付半島の付け根までは車で10分。
ここから半島に入っていきます。

地図でみると、本当に細長い半島なのだけれど、意外にも左右、海まで距離がある。


だんだん、この世の果てと言われる所以のナラワラという場所が見えてきた。
あの白い骨のような木はミズナラが海水によって浸食したものだそうだ。
ナラワラにはガイド付きのツアーでしか行くことができないとのこと。


当然だが、家もない、人もいない野付半島、平日の朝なり。

手前に見えるトドワラ。こちらは、トドマツが枯れて朽ち果てたもの。
少し前までは、このトドワラがそこらじゅうに残っていたので、この世の果てという雰囲気を醸し出していたんだそうです。

海は穏やかで、波の音もそんなにしない。
風が多少ある中、カサカサと音がした。
えーーーーーーっ!?
湿地になっているところに、なんと鹿が!
エゾシカ?ほんもの?・・・・だよねー。
ここはサバンナ?いやいやいや、思考回路がおかしくなりそうだ。


我らふたりと、エゾシカさんだけの非日常を存分に味わった。
この、最果て感。地平線なのか水平線なのか。

この先は一般車両は乗り入れ禁止。

この先どうなっているのかとっても気になるけれど、
ここまで来る途中、ネイチャーセンターがあって9時から開いているようなのでトイレ休憩に戻りましょう。

記念にナビの現在地を記録しておいて。

この最果て感ロードを、また戻る。

野付半島ネイチャーセンター。
トラクターバスも運行しているようだ。

中は資料館や売店、トイレがあります。
印象に残ったのが、韓国語やロシア語が書いてある漂流物。
⇩これです。

そしてネイチャーセンター裏には野付半島という碑があります。


なんか、信じられないけど・・・
ここから国後島が本当にすぐ近くなんだもんな~。





場所的にも雰囲気的にも、私が旅した中では、トップクラスの秘境でした。
エゾシカに小声でバイバイ、元気でねって言った自分。
思い出すと笑ってしまう。
また今日も、奇想天外な1日になりそうです。