私にとって釜山の甘川文化村には、少しだけ特別な想いがある。
いまから2年前。
年齢特有のホルモンバランスを乱す病気で、旅はおろか家事もパソコンも字を書くことも何もできない・・・。
あんなに元気でアクティブだった自分が、仕事も辞め日常生活がまったくできなくなってしまっていた。
その時とにかく自分を、そして日常を戻したくて何日もかけて無理やり書いたこの記事。
もう旅なんて無理だろうと思いながら、もし心身ともにリカバリーできる日が来たらこのカラフルな村に行ってみたい。
そう、韓国のマチュピチュといわれる甘川文化村はそのカラフルさが、元気で旅ができる心とからだの象徴。
あこがれの場所だった。
大げさではなく、あの時はこの日がくるなんてまったく思ってなかった。
そんな想いをくんで、いろいろ調べてくれたE子ちゃんと朝、南浦駅からひと駅のチャガルチ駅へ。
3番出口に出ます。
チャガルチ3番出口を出ると、そこは大きな交差点。
目印はV-MOTELです。
この建物の向かいに甘川文化村行きのマウルバスのバス停があります。
これは帰りに撮ったのですが、こんな色のバスで脇にちゃんと甘川文化村って書いてあるし頻繁に来るので観光客でも便利。
代金は1,100ウォン、だいたい100円ぐらいです。
もし座れなかったら絶対につかまっていて下さいね。
何故かというと急勾配の坂道をものすごい運転なのですから💦
15分か20分ぐらいで着きました!
でも決して歩ける坂道ではないので、しつこいですがバス,タクシーをゼッタイおススメします。
入り口は日本の商店街のよう・・・
さあ、散策開始ですよ。
こちらのインフォメーションで地図&スタンプラリーの台紙が買えるようです。
でも我々は買わずに、きままに歩いてみようということに。
歩き出してすぐこんなアートにつつまれる。
おみやげ屋さんもこんなにカラフルで♡
「写真撮りすぎちゃうよね」
いつもはひとり旅が多い私ですが、ここはそんな女子トークが似合う場所かもしれません。
ブーゲンビリアがとってもきれいなカフェ。
だんだん日差しが強くなってきました。
写真が多すぎるので、久しぶりにコラージュアプリでまとめてみます。
けっこうな数のトイレ(それもおしゃれな)があります。
なので散策中も安心。
時々見える小さな家々が、あのガイドブックでみた風景のようで大興奮。
それにしても急な階段が多すぎて足がパンパンですが・・・(苦笑)
今見るとかわいい階段なんだけれど、それどころじゃない足( ^ω^)・・・・
番地のプレートが生活感を感じさせます。
カフェのほかにも、楽しい洋服屋さんや占いとか。
釜山のあじさいも、とってもきれいでした。
このかわいい色につられて階段をのぼる。
けっこう高いところまで登ってきたところで、あこがれのガイドブックの写真と同じ景色にやっとめぐりあえました。
あの病床で遠いところだと思っていた、その場所に今自分がいる。
暑くて足はパンパンなのに、何故か清々しいというか心地よい。
釜山に来て、来れてよかった☆
E子ちゃん、thank you!
午前中めいっぱい甘川文化村を堪能し、お昼過ぎにチャガルチまで戻りました。
さあ、お昼は冷麺にしよう!