韓ドラ初心者の私が、いまさら「愛の不時着」にハマって20日余り。
どこにも出かけなかったのに、楽しいバラ色な年末年始を経て、
いよいよ、
NO不時着
NO巣ごもりLIFE♡
とでも言おうか、まるで恋に落ちた時のように日々の家事すら楽しくなってきました(笑)
そして。
きのう、ついに最終話16話を観終えてしまったのです・・・。
(最終話は2時間!)
15話ぐらいからそんな兆候はあったのですが、16話は、ほぼ泣きっぱなし。
それも、涙腺が緩むとかそんなレベルではない。
声を出して泣く。いわゆる・・・嗚咽というもの。
一晩経っても、まだ目が赤い。顔が腫れている。泣きすぎて頭も痛い。
だって冷蔵庫の中のキムチを見て、号泣するなんて、人生初だよーもう。
(観ていない方は何言ってるのか・・・?ですよね、ほんとゴメンナサイ💦)
こんなことって大人になってもあるんだなぁ。
と、自分でも驚いた。
で、自分に問う。
何がこんなに私を魅了する?
いちばんは38度線という越えてはいけない線を越えてしまった国家レベルの禁断の愛。
政治的背景がある命がけの愛の話なんて・・・・・・私にはドストライクだもん。
かつてビデオでみた映画「離愁」(1973)を思い出す。
「離愁」は、ナチスの手から逃れるために他国へと逃亡を計るユダヤ人の話ではあるけれど、このラストの取り調べ室の印象的なストップモーション。
「この女を知っている」と言ってしまえば自分が殺されてしまうかもしれないのに、頬に手が・・・
ストーリーや背景は違えど「愛の不時着」にも韓国の取調室でお互いが、かばい合うそんなシーンがある。
映画「離愁」の原題はLe Train。
列車といえば「愛の不時着」の長距離列車の停電で休憩のシーン。ちなみに停電は北あるある。
(冒頭の写真、ポスターにもなってる有名なシーン)
そこでもちょっと「離愁」を彷彿させる。
「離愁」ではたしか列車の故障だったかな?
私はクラクラだ♡
そして、やっぱり舞台が北朝鮮という私たち日本人とっては緊張感ある背景の中に、コメディタッチな北の日常が入ってくるところ。
それは、今まで見ることのできなかった体験で、とても魅力だった。
とくに北の個性際立つこの四人の隊員たち。
全話観終わって、もう会いたくなってる。
で、・・・なんといっても最大の魅力は、
リ・ジョンヒョク中隊長のセリを思いやる姿。これに胸を打たれる。
1話から16話までずっと・・
近くでも、離れていても。
この精悍な姿。
ちょうどこれを書いていて、ドラマの中の音楽についても触れようと思っていたら、いいタイミングで今年になってはじめてのAmazonでのお買い物が届いた。
ついにこれも買ったのだ!
「愛の不時着オリジナルサウンドトラック」
(しかも、ラジオでハマ・オカモトさんが力説してた。買うなら輸入盤と)
じゃじゃーん!!
私は知らなかったのだが、韓国ドラマでは音楽もわき役ではないらしい。
そういえば、印象的なシーンに印象的な曲が空気のように流れている。
[MV]April 2nd (에이프릴 세컨드) - The Hill of Yearning (그리움의 언덕) Crash Landing On You (사랑의 불시착) OST
あとリ・ジョンヒョク中隊長が、ピアノを弾くシーン。
これも素敵だった。
これは、サントラも絶対聞いたほうが良い。
いつもの私の思い立ったが吉日!で、・・・すぐポチッ。
しかも、輸入盤にはたくさんおまけがついていて、写真集のようなブックレットをしばし眺めては余韻にひたる。
このピンク&パープルのセンスはどうなのか?と疑問もあるけど、気にしない気にしない・・・
大切に、大切に聴くよ。
最後のほうで、 リ・ジョンヒョク中隊長が離れているセリに残したメッセージ。
「よく食べ よく眠り 元気に過ごすこと」
奇しくも、コロナ渦において健康でいることの原点だ。
そして「愛の不時着」がわたしに教えてくれたこと。
日々の暮らしを粛々と過ごしていくことが何より大切だってこと。
愛とは離れていても家族を恋人を仲間を思いやる心。
なんだか緊急事態宣言も、耐えられそうだ。
さあ、今夜ぐらいに二巡目、みんなに会いに行きますか!
まとまりもなく、しかも布教みたいになってしまいましたが・・・
どうですか?不時着してみませんか?(ムフッ♡)