ゆく年くる年。
私たちは奈良県の生駒でおごそかに迎えました。
少し、その生駒の素敵なお宿、城山旅館をご紹介します。
奈良県生駒市門前町、生駒の聖天さんとして親しまれている宝山寺の門前に軒を構える50年の歴史ある老舗旅館。
大阪・奈良からもアクセスがよく、外国人観光客にもひそかな人気のお宿だそうです。
そんなことも知らずに1か月前に予約したのだけれど、おお、納得。
2017年にはBooking.com のゲストレビュー・アワードで8.4ポイント!
建物の古さは否めないけれど、やさしい女将さんのおもてなしが好感度をググっと上げているのではないかと思います。
大みそかの夕食は本格懐石とうどんすき。
まさかのスペシャルプレゼントで奈良の女将会おすすめの日本酒をつけてくれた。
前日に誕生日を迎えたオットくんの顔がほころぶ。
こうやって、つみれを作るの実は初体験。
主婦のふだんの料理と違って(!)楽しいものです。
お風呂は時間制の貸し切り。
とっても寒い生駒でしたが、日本酒とお風呂であたたまったので、除夜の鐘を聞きながら、すぐおやすみなさい状態になりました・・・。
朝、6時ぐらいの初日の出、直前。
元旦の、朝ごはん。
前日神戸のにぎやかなブッフェも楽しいけれど、しずかな生駒のお正月の朝もいい。
また関東生まれ関東育ちのふたりにとって、白みその丸餅のお雑煮は、ちょっとしたカルチャーショックです。
関西のお雑煮は、なんかやさしい味がする♡
我が家や、母の作るお雑煮はお醤油ベースのしょっぱい味。
各地でお雑煮がこんなに違うのなら、お雑煮食べ比べの旅も毎年楽しみでいいかもね。
城山旅館、もし奈良でお宿をお探しの方がいらっしゃれば、とってもおススメです。
女将さんのお客さんとの距離感が絶妙です。
そして元旦の朝は、生駒といえば・・・
オットくんのリクエストで車で30分ぐらいで着く、
法隆寺。
そう、【柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺】で有名な聖徳太子ゆかりの寺院です。
元旦から聖徳太子さんなんて、縁起が良いかも。
門のところで、記念撮影などしていると・・・
お坊さんが!!!
なんだかいい年になりそうだ。
国宝である五重塔。
我ながらいいアングル。
10時の鐘を、こんな贅沢な場所で体験しちゃいました。
まさに鐘が鳴るなり法隆寺です。
ゆっくりこのまま拝観したいのですが、午後の便で羽田へ帰るので、法隆寺の門前で柿の葉寿司や奈良漬け・湯葉など奈良みやげを買って、伊丹空港へと急ぎます。
午後イチの、ニューイヤーフライト。
途中静岡あたりでキャプテンよりアナウンス。
なんと元旦の富士山が👀
やっぱり旅はいい。
夏には夏の、冬には冬の風景が日本には、いや世界中にある。
2020年も、時間の許す限り旅を続けていきたいなと思います。
本年も当ブログ『旅ゆけば~よろずなdiary~』をどうぞよろしくお願い致します。