RETRIP[リトリップ] より ロシア・ウラジオストク
朝、新聞をなにげなく読んでいましたら「極東ロシア」の文字を発見!
だいたい旅行したことがある場所の記事は、すぐ反応してしまいます。
いつもは「極東ロシア」の話題なんて、だいたいは政治の情勢や軍事関係、そして領土問題・・。そんな記事がほとんど。
でも今回は違う。
なんと、観光。
しかも安倍総理の発言で観光ツアーの強化ときた!
興味ない夫を横目に、えーっ!っと、かなり驚いた自分。
政府が国内の旅行業界に対し、ロシア極東地域への観光ツアーを強化するよう要請したことが分かった。関係者が12日明らかにした。観光客の往来を通じ、安倍晋三首相が提案した対ロ経済協力プランの8項目に盛り込まれた人的交流を促進する。旅行各社は11月に担当者を現地に派遣し、ツアーの企画に向けて視察する方向だ。
安倍首相は極東のウラジオストクを「ユーラシアと太平洋とを結ぶゲートウエー(玄関)」と位置付けている。政府観光局はモスクワ事務所の開設を目指すが、現状ではロシアへの観光客は限られている。旅行業界は現地の観光資源や需要などを慎重に見極める。
ウラジオストクはまだ未体験なのですが、 昨年夏、思い切って長年の夢であったシベリア鉄道をちょっぴり体験しにハバロフスクに2泊3日でひとり旅しました。
私と同じ世代や鉄道好きな方の中には、きっとシベ鉄への憧れある方も多いのでは??
1回行っただけで、語っちゃうのもおこがましいんですが、
今日は許して下さいね(^_-)
きっと安倍首相も、国同士の事情も色々あっての施策なんでしょうが、新聞の記事がかなり嬉しかったんですもの私・・。
そんな極東ロシア・ハバロフスク。
成田からはS7シベリア航空で、なんと3時間で行けちゃいます!
(ウラジオストクへは、2時間半だそうですよ~)
大型連休を使わなくても、週末を使って楽しむ弾丸トラベルにはもってこいの場所。
定番のアジア旅はちょっと行きつくしちゃった人、あとはヨーロッパへ行きたいけれど、なかなか休暇が取れない、長時間のフライトがきつい、そんな理由で極東ロシアは弾丸旅好きな方の中では、とっても注目されつつあります(^^)
私も、まさにその1人。
朝、お弁当作りや洗濯をやって主婦どっぷりな私が、昼過ぎに成田を出て夕方着。
到着してすぐに出会えたアムール川の夕暮れ。
朝は作り置きピーマンの肉詰め作ってた自分が、いまロシアの大地にいるんだなぁーと、感動のあまり息をのみ、涙がじわーっと出たことを思い出します。
そうそう、ウラジオストクは2時間半で行けるのだから、
「ディズニーランドで乗り物に並んでるうちに到着してしまいます 」と書かれていたちょっと面白かった記事もご紹介しちゃいますね。
もちろんアジアでは2泊3日で、いろんなアクティビティーやグルメも味わうことができますが、ハバロフスクだってすごいんですよ!
きれいな教会をめぐってみたり、
もちろん、鉄道好きな方は、
ハバロフスク駅からシベリア鉄道に乗ったり。
こんな、レトロな路面電車にもひとりで乗れちゃいます!
もしロシア雑貨のお買い物やカフェでお茶を楽しみたいと思ったら、こんなおしゃれな外観のスーパーマーケットで買い物はいかが??
ロシア名物?アリョンカちゃんのチョコレート。
こんなのも見つけました。
こちらは、スーパーで買った食べ物や日用品。
さすがロシアのパッケージ。カワイイ!
スタバはないので、チェーン店ラ・ヴィータ で軽食タイム。
ロシアと言えば、サーモン。
サーモンサラダとカプチーノでホッと一息。
市場にも行きました。
なにか雰囲気が、アジアの市場と違うんですよね。
どちらも好きです!
夕食は、ロシア料理のレストラン。
日本人おひとり様でも大丈夫。ロシア美人の店員さんがあたたかく迎えてくれます。
本場のボルシチ。
自分へのご褒美みやげに、定番のマトリューシュカも買えちゃいます。
これ全部、2泊3日の旅程で、できちゃった事です(^^)
弾丸でも充分に楽しむことができるし、弾丸でチャレンジするだけの価値がある旅行先ではないかと思います。
ただ、今のところロシアツアーの専門旅行社で主に手配することや、格安航空券が少なく、同じ日程だとアジアの3倍ぐらいの価格になってしまうこと、ビザを取らないと旅行できないことなど・・・少し行きづらい条件がネック。
それが、今回の安倍総理の一声で少し変わってくれるといいな~と思っています。
実際に行ってみたら、言葉が話せない日本人の旅行者にも親切であたたかく、治安も普通に気をつければ大丈夫でした。
ソ連時代やペレストロイカの色濃い自分の中のロシアイメージが、がらりと変わりましたよ~。
価格や入国手続きがもっと簡単になったら、今度はウラジオストクに行ってみようかな~(^^)