ホテルで少し足を揉みつつ休憩して、オルガさんから教えてもらったサッポロホテルの目の前のバス停から、市内バスに乗ってみることにした。
こんな感じのバスです。
運賃は、乗ったらおばちゃんに20ルーブル支払う。小さなチケットをくれます。
100ルーブルとかしかなくても、おつりをくれるしどこで乗っても降りても1回20ルーブル(50円ぐらい)だから気軽に乗れますよ。
どこの国でもそうですが、バスは間違えたほうが覚えるような気がする。
特にユジノサハリンスクの循環バスは、降りる所を間違えてしまってもまた同じ番号のバスに乗れば必ずもとの場所に戻ってくるのでその点は安心です。
適当なところで降りて、散策。
古本を売っていました。
ユジノサハリンスクを歩いて思ったのは町のいたるところにお花が植えられていること。短い夏、華やかに飾られています。
そして、8月でも20度いくかいかないかだったりしますので、東京から来た私には涼しく感じる。
白樺も久しぶりに出会いました。
公園も多いです。
観光地とか旧日本領の跡を周るのももちろん良いかと思いますが、私は、ただふらり歩くのも好きです。
ん?? ロバパン?
次に乗ったバスからは線路が見えました。
と、思ったら列車が!
1日数本って聞いてたのでなんとまあラッキーな鉄分補給。
そして日が暮れる前に、来たかったロシア正教会に。
この独特な青いかわいい教会、少し遠くへ来た感じがします。
この教会があるガガーリン公園(旧豊原公園)は子供鉄道や遊具なども充実していて、
サハリンの子供たちは夕方のひと時を楽しそうに過ごしていました。
さて。
今日はたくさん歩いたから、ロシア料理とビールをゆっくり楽しみたい♪
それも、リーズナブルに(切望・・・)
ぜったいここに行こうと決めてきたお店がここ。
カフェ「マルシャ」
サッポロホテルにも徒歩5分くらい。
マトリョーシカが目印。
地球の歩き方には「ベランダー」として載っている。
数年前に店名が「マルシャ」に変わったみたい。
ランチタイムは自分でトレイにお料理を選ぶようですが、ディナーは通常のレストラン。
すごく素敵な雰囲気なのに、スタッフも笑顔でフレンドリーだし気軽にロシア料理が楽しめます。
いい具合に日が暮れてきましたね~。
まずは、ビールで乾杯だ。
(ローカルビアーを頼んだらチェコのビールでした)
英語が上手なボーイくんに、ボルシチとサーモンのおすすめ料理を聞いてみた。
「サーモンぺリメニ。ぺリメニ?ユー・ノウ?」
サーモンのぺリメニ??
絶対、めずらしい。それに決定!
まずは、ボルシチが来ました。
ボルシチはボルシュというと通じます。
小葱はどうするのかな~。
スープ、赤カブ、サワークリーム、お肉すべてが感動。
手作り感が舌に伝わるというのか。
相変わらず、食レポ下手でゴメンナサイ。
パンも頼みました。
「ブレッド?」と言うと白?黒?と聞いてくれます。
ロシアに来たので黒で。
こちらが、サーモンのぺリメニ。
水餃子のような食感です。
タルタルソースがめっちゃ美味しかった。
ちょっといい気分になって写真を遊んでみました。
とっても心に残る1日目のひとり夕飯。
900ルーブル。2千円ぐらいでしょうか。
1000ルーブル置いてきました。
お話したボーイくんが「グッバイ、ハブ・ア・ナイス・トリップ!」と見送ってくれました。
レーニン通りのマルシャ、女性ひとりでも全然大丈夫。
ロシアの若い世代の英語はわかりやすくて、私のようななんちゃってイングリッシュでも会話が成り立ちます(笑)
こうして、無事楽しい1日が過ぎていきました。
明日は、ホルムスク(旧・真岡)までショートトリップです(^^)/