*Googlemapより借用*
3月の末から3日間、中国大連をひとりで街歩きしてきました。
「どうして北京・上海じゃなくて大連なの?」
家族や、友人、何人もの人から聞かれました。
空港にお迎えに来てくれた同世代のJTBガイドの林(リン)さんにも、聞かれました。「メズラシイネ。ドシテ、ダイリェンデスカ?」と。
その理由。
私の旅のひそかなテーマというか、いままでひとりで訪れた街の中で印象に残っている街と言えば、リスボン(ポルトガル)、そしてハバロフスク(ロシア)、プラハ(チェコ)・・・
そうです。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、すべて路面電車に乗って街歩きできること。それが共通項なのです🌠
そんなわけで、広い中国でも比較的親日でかつ昔は満州国であった時代の満州鉄道、レトロ車両に乗れるという大連の街を選びました。
さて...大連は歴史の深い街。
ANAで行くと、到着日の午後から街歩きできます。
ホテルでひとりになって、ガイドさんに教えてもらったことを復習。
「1元がなければラマダホテルのフロントで両替してもらえるからね。」
成田で、しばらく使わないだろうロシアルーブルと日本円を足して370元(7,000円ぐらい)持っていました。
路面電車に乗ろうと両替してもらおうと思ったけれど、そろそろ日本時間で14時ぐらい。
ホテルの右となりのマックでお茶して元(ゲン)を細かくしつつ、午後の計画を練ろうという名案思いつき💡
お会計の時に身振り手振りで1元札と1元コインをゲット。
ちなみに、英単語レベルでも通じません。
あと、マックのトイレが中国風和式で、トイレットペーパーも備えていません。
ポケットティッシュは必需品です。
そんなこんなで大連の洗礼を受け、大丈夫かなぁ・・・と、これからの旅に一抹の不安も覚えながら少し歩いてみました。
私の中で、旅スィッチが入ったのはこの風景。
車ぎっしり、どこかヨーロッパの街角のような・・・
1元札と1元コインを握りしめ、歩く。
また、こんな素敵な風景を。
あーー!!
来た来た。
はじめまして。
でも、これは新型車両。
俄然、楽しくなってくる。大連の街は私のハートに火をつけた💛
乗れるかなぁ。
・・・と思いながら、また歩く。
ハングルや、日本語が書いてあるマッサージ屋さん。
中央にモスクか教会のようなヨーロッパ調の建物。でも提灯は中国っぽい。
到着日はよく晴れて、空もきれい。
日本の仙台あたりの場所なので、少し寒いのかなと冬物を持っていきましたが、パーカーぐらいあれば全然暖かかったです。
大連の人はマスクしてる人多かったな。
しかも黒いマスクが流行っているみたいで、日本人からすると不思議な感じ。
ローソンは、けっこう見かけた。
逆にセブンイレブンやファミマは、ほとんど見なかったですね。
ローソンにはお世話になりました。
そうだ!日が暮れる前に、ロシア風情街まで行ってみようかな。
勝利橋を渡ると、あるはず。
勝利橋は鉄子にはたまらん。
この列車は、北京まで行くのだろうか・・
などと、思いを馳せる。
そろそろ、ロシア風情街。
送迎のガイドさんによると、大連は1896年からロシア領だったそうだ。
そして、日露戦争が起こりそののち40年もの間、日本の領土(満州国)となる。
景色も、ヨーロピアンになってきて・・・。
看板も、ありました。
ちょーっと、ちょっとちょっと!
複雑な歴史のことが一瞬とんでしまった。
なんか、いいんじゃないのぉ~?
ね、ね、
だから、写真を加工しましたよ。
出発前に大連の旅行記を見つけては、チェックしていたロシア風情街。
人によっては「こんなもんか」とか、「たいしたことなかった」と感想はさまざまでしたが少なくとも私にとっては、とーっても楽しかったのでした。
せっかく撮ってきたので、もう少し。
写真を数枚アップします。
ここは、ハバロフスクかはたまたウラジオストク?
でも、看板の漢字が大連。
こーんな、素敵でフォトジェニック!
つきあたりの広場で、ぼーっと人間ウォッチングしていたら、だんだん日が暮れてきたのでお目当てのお土産屋さんへと急ぎます。
ロシアの有名チョコ、アリョンカちゃんも大量に売っていましたよ~。
お土産屋は左右たくさんの露店で。
もう、夕方だったから店じまいするところでした。
こちらのお店で私の友だちマトちゃんと、マトちゃんの爪切りセットを買いました。
こころよく、お店の写真を撮らせてくれたお店のおじさん、謝謝。
だいたい、20元~30元でした。
1元≒17円ぐらいですので、300円~400円ぐらいかな。
もうすぐ日が暮れちゃう。
なんとか、今日のうちに路面電車に慣れておきたいのだけれど・・・