今年のはじめに「よし、今年は新規就航の便で、ロシアのウラジオストクに行ってみようかな〜」
などと、いつもの旅を計画するわくわく感で満ち溢れていた私。
まさか、世界がこんな事態になるなんて想像もできなかった。
でも雲行きが怪しくなってきたので、航空券やホテルなどにはアクセスも控えていたのだが、ついに今日、ロシアも入国禁止になったとのこと。
なんというウィルスなのだろう。
そしてきのう、今まであまり情報が入ってこなかった中央アジアの新型コロナウイルス関連のニュースも飛び込んできた。
いよいよウズベキスタンも・・・
駐日ウズベキスタン共和国大使館からのお知らせ
ウズベキスタン共和国における新型コロナウイルスCOVID-19の持ち込みと感染拡大を防ぎ、国民の安全と健康を守るため、ウズベキスタン共和国政府は、2020年3月16日から日本を含むすべての国とを結ぶ、航空路、自動車道、鉄道を一時的に閉鎖することを決定しました。
つきましては、ウズベキスタンとビジネス等を行う日本の旅行会社や機関に対し、ウズベキスタン政府の決定にご理解をいただくとともに、この状況を鑑み、皆様の顧客に対し、ウズベキスタンへの渡航を控えるようお知らせいただけますよう心よりお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの拡大がいち早く終息し、ウズベキスタンと日本の観光における緊密な相互互恵協力を再開できることを願っております。
最後の言葉が自分の今の気持ちを代弁してくれているような気がして、あの場所にあの時出会った人たちに思いを馳せる。
昨年8月にウズベキスタンへ周遊旅行してきたのだが、なんだか遠い記憶になってしまいそうだ。
さきほどのお知らせの、くわしい内容を見ていくと、
・他国との航空便全フライトを停止し、陸路の国境も封鎖される。
サマルカンドからタシケントの移動の車の中で若いドライバーさんと、つたない英語で会話をしたことを思い出す。
「ウズベキスタンでは主に観光業で生業を営んでいる人が多いんだよ」
たしかに、街には自家用車で観光客を乗せている、いわゆる白タクばかりだった。
国境を封鎖したら、そして外出を禁じたら、彼らの仕事はどうなっちゃうんだろうか・・。
値段交渉をした強面の白タクお兄さんの顔が浮かぶ。
鉄道だって、ほとんどが観光客だった。
ただでさえ地元の人は使わないような特急。
日本人ひとり旅の女性の私に、目的地に着くと声をかけてくれるジェントルマンな駅員さん。
きっと、仕事も少なくなってしまうだろうな。
・宗教施設に対して大規模行事を控えるよう勧告を行った。
午後2時ごろお祈りの時間になると、熱心にたくさんの人たちが集まっていた。
その教徒たちの祈りという日常さえも奪われてしまうかもしれない・・・
いま、世界中が見えないこのウィルスと闘っている。
収束→人間がおさめる
終息→自然におさまる
この際どちらでもよいから、、、
またパスポートを持ってあの場所へ行けるようになりますように☆///