ひさしぶりの、後輩とのランチ。
春ごろから女子会やランチも全く控えてきたので、
えー?
お、およそ半年ぶりなのか??
自分でも驚いた。
ふたりの自宅からの距離がちょうど真ん中にあたる西八王子駅で待ち合わせ。
いつもの店が臨時休業らしいので、はじめて訪れた『アントレー』さん。
家庭的ながら、本格的なフレンチがいただけると評判のお店。
にしはちの駅から徒歩3分、レトロなショッピングモールの2階にあります。
ちなみにいつも行くお店はこちら。
昼からローストビーフのランチが格安で食べられます。コスパでは、こちらもおススメ。outblue69.hatenablog.com
今日は雨のフレンチ。
『アントレー』さんのお店の中はこんな感じ。
テーブルの真ん中にアクリル板が置いてありました。
人気店と聞いて予約しましたが、コロナ渦だからか台風が来る前の平日だからか、先客はお一組だけでした。
で、さっそくお料理の注文は・・・
お値段お高めのコースもあるけれど、ここは主婦のランチだからね。
1,750円の本日のランチを。
(それでも奮発した気持ち)
まずは、前菜から。
おー!
半年ぶりの女子会ランチで、前菜のカルパッチョがこんな風だったら・・・・
やっぱり、アガりますぅ。
しかも、美味しいーーー♡
後輩Sちゃんはお魚料理とライス。
私はお肉とパン。
「相変わらず、気が合わないよねー」と言いながら。
パンも今日のお肉料理のカツレツも美味しかった。
料理本のような、きれいな写真が撮れたねぇ。
お肉の周りの黄色い細長いのは、サツマイモ。
ほんのり甘い。秋だなぁ。
ひとつ下の後輩Sちゃんとは、お互いが20代のころから音楽や芸術、読む本なども影響されあってる仲。
あるバンドの故郷をたずねて北九州とか小倉のビジネスホテルでカップ麺をすすった思い出もあったり、お互いの恋愛歴も知り尽くしているのだ。
「あの彼は今どうしてるんですか?」とか、とんでもない内緒ばなしをしたと思えば、
コロナで時間ができて、私がうつ病のことを勉強したり、今こんな本読んでるよーとかそんな話をすごく興味津々に喜んで聞いてくれる。
この日もこの本の話題で盛り上がった。
※今、読んでる森絵都さんの『みかづき』
なかなかこの年齢になると、こういう話題で友達と話をするっていう機会がないので、
コロナで色々あったけど、こうして半年ぶりに元気に会えることを本当にうれしく思う。
びっくりしたのは、Sちゃんも勉強を始めたんだとか。
アカシックレコードというもの。
それがね、かなり熱く語られたのだけど私には難しすぎてわからない。
さぁ、お料理のあとはデザート盛り合わせですよー!
アントレーさんのデザートプレートは、目にもきれい。
色々な心遣いも、地元に愛されるお店というのがわかります。
雨のにしはちの午後。
二十歳のひとり息子の母であるSちゃんが
「やっぱりこれからは、やりたいことやって悔いのない人生にしたいですよね」
という。
「そっかー。私の悔いっていったら子どもかな。子孫を残せなかったというか。」
「先輩!それはね、先輩は悔いにしなくていいの。私からみたら、よその子に愛情注いでお仕事してることってすごいことなんですよー」
彼女のこの言葉にエールをもらって、お店をあとにする。
駅にて「今日はありがと。またねー!」
ひとりになってからも何気ない言葉が胸の奥でこだましてニヤける。
嬉しいやら照れくさいやら。
久しぶりのランチで私、またひとつ憑き物が落ちたみたいです・・・
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