そろそろ確定申告の準備をされる方もいらっしゃいますよね。
確定申告の控除項目に『 医療費控除 』という項目、もちろんご存知の方多いと思います。
若い頃は考えてもみなかったのですが、アラフィフ世代になった今、特に昨年は、大きな病気やケガはなかったものの持病である高血圧の通院に加えて、思いがけなく突発性難聴になってしまい4ヶ月の通院と処方がありました。
そして、その他にも花粉の時期はアレグラ錠という少しお高めのお薬(ジェネリックも出ていますが)をもらっていたり、いつもより病院に通院していたなぁという印象だったので、おもむろにクリアファイルに入れた領収書を整理してみることにしました。
そもそも、医療費控除とは・・・。
わたしが理解したことを、ざっくりと書くと、
1月1日から12月31日までの1年間に支払った同世帯の家族全員の医療費の合計が10万円以上の場合、翌年に確定申告をすれば納め過ぎた税金が戻ってくる・・・。
国税庁の医療費控除のページも読んでみました。
注意しなければならないのは、10万円と言っても自分が支払った金額そのものの合計ではなく、そこから保険金などで補てんされた分は引かなければいけないこと。
そして、病院へ通うための交通費は含まれること。
処方されたお薬代も対象になること。
その他にへぇ~びっくりだったのは、
・歯科の保険外診療
・指圧、はり、灸の施術費用
・治療のためのジム通い
(厚生労働省指定の施設で、医師の処方箋が必要)
これらは対象になるんですね~。
実際、計算してみてわかったこと・・・
まず、思ったことは、ちゃんと申請するには1年間きちんと領収書を整理して保管し、私の場合は自家用車で通院したガソリン代は控除対象外ですが、交通費がかかる場合は、病院で書類に捺印してもらったりして、きちんと記録しなければいけないということ。
実際に私と、歯医者さんぐらいしか行かない夫の2人分の1年間の領収書を電卓をたたいて計算してみましたが、4万円に満たないくらいの金額でした。
やはり、自分で思うより10万円になんて、なかなかならないね~っていう気持ちもありましたが、逆に少なかったってことは、それだけ大きな病気やけががなく1年過ごせたっていうことで、そっちのほうが喜ばしい事なんだよなと。
医療費控除を、この歳になってはじめて真剣に考えて、わかったことでした。
なるべくなら、病院にはお世話にならないほうがいい・・・というのが、正直なところですものね。
皆さまもぜひ、医療費控除をきっかけに、ご家族の健康を考えてみては??