バンコクスワンナプーム空港 tabinote | たびのて より出典
はてなブログの記事を書く時に、いつだったか突然出現した『こよみモード』。
今までスルーしていたけれど、この1年のふり返りの気持ちもあって、ちょっとのぞいてみましたら・・・色々気づきが! ありました。
同時に、昨日はトルコ・アンカラでのロシア大使の銃殺事件、そしてドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットに車が突入したとのニュース。
テロの可能性もあるとのことで、去年の今ごろの苦渋の決断を思い出しました。
去年の今ごろは、年末にタイのチェンマイへ夫を無理やり連れて行こうと個人旅行で計画を立てていたのを、パリで起きたテロを受け、行き先はタイであるものの、夫と考えて考えてキャンセルし、泣く泣く国内の四国へ変更したのでした。
まあ、もともと飛行機や海外旅行嫌いな夫をバンコクのスワンナプーム空港という巨大空港乗り継ぎでチェンマイへ連れて行く・・というのも、かなり不安材料たっぷりな計画だったのですが・・
それに加えて、私が前からどうしても行ってみたかったゴールデントライアングルと呼ばれるタイ・ラオス・ミャンマーの三国国境地帯や、タチレクというディープな街へ行くオプショナルツアーを予約していたのも、今となっては懐かしい計画となってしまいました。
結局、チェンマイ旅行よりも、四国の飛行機・レンタカー旅のほうが高くついて、さらにチェンマイ2名分のキャンセル料4万円強の請求が、今年の始めに届いたという・・言わばキャンセルではじまった1年でした。
テロのような情勢を懸念する場面に限らず、不慮の出来事や自分の都合、気持ちの問題で、計画していた旅先に行けなくなることはよくあります。
今年は、夏休みにもこんなことがありました。
上海・蘇州へひとり旅を計画していましたが、相次ぐボーイング787のエンジントラブル。決定打は、自分が乗る予定の同じ時刻のANA便が火を噴いたニュース。
気持ち的にテンションダウンしてしまい、結局行き先をマカオに変更しました。
これも、エアチケットをANAのサイトから早割で取っていたので、
キャンセル料は2万円。
あ、さっきの4万+2万で、今年のキャンセル料トータル6万円!?
へんな事にも気がついちゃったなー。
パート主婦にとって6万って、大金です。
それと、気づいてしまったことが、もうひとつ。
私の性格上の問題。
私って「もう、この日程でここに行くって決めちゃったんだから、何があっても行くんだもんねー!」っていう強い押しというか・・それが、出せないんですね。
ふだんはごく普通のパート主婦なもので、旅行慣れしていない夫や実家、親戚、世間の方の言葉に弱いというか・・。
まず、飛行機が飛んでいること自体が不思議と思っている夫(!)に
「ボーイングまた火噴いたよ、ほんとに大丈夫なの?」とか、
旅行慣れしていないお友達に「いま◯◯行ったら、危ないんじゃない?」とか。
そういうこと言われたくないから、その前に回避してる。
まあ、仕方ないです・・よね。
でもそのキャンセルした上海・蘇州は、ほんとうに残念だったしキャンセル料も痛かったけれど、代替案となった変更先のマカオは、ほんとうに楽しかったです!
上海や蘇州とは違う異国情緒の街並みをひとりで歩いて、たくさん満喫しました。
そんなこんなで今年は『キャンセルは突然やってくる』ということを学びました。
台風や大雨のような天候で変更や中止せざるを得ないっていうこともありますもんね。
最悪キャンセルになったらこうしようとか、薄々代替案を考えておく頭の余裕を残すこと、それもけっこう大切なのではないかと思ってます。
近場へのプチ旅行に切り替えたり、日程を延ばしたり。
そして、いつか行きたかった場所へ 行こう!って楽しみをとっておく気持ち♪
例えば、大きさは違うけれど、出かける予定がある日に雨が降ったりしたときのように考えられたら・・な~んて、なかなかそうもいかないけれど。
それでもキャンセルはできたらしたくないし、キャンセル料は、もちろんかからないほうが嬉しいのが本音。
やっぱり旅行は・・縁やタイミング。行きたいところに行けた時は感謝なんだな~と思います(^^)/