昨晩はウズベキスタンに着いた!という歓喜の思いが強すぎて、たぶん数時間しか眠れなかったように思う。
ホテルウズベキスタンには7時間ぐらいの滞在で出発。
チェックインの時に朝食ボックスを5時に用意してくれるって言ってたけど、5時にチェックアウトの時に聞いたら「朝食は7時からよ」と首を振りながらパスポートを返されたので、ま、よくあることだとドライバーのおじさんを待つ。
無事、昨日のドライバーのおじさん、赤いポロシャツで「やあやあ、よく眠れた?」みたいな感じで向かえに来てくれました。
はじめてのウズベキスタンでの朝。
おじさんは、列車の時間まで早いからとタシケントのプチ観光案内をしてくれるという。
右下はホテルウズベキスタンの全景。
なかでも、私が来たかったナボイ劇場は感激。
この劇場は第二次世界大戦後タシケントに連行された日本人捕虜の強制労働によって建てられたという。1966年のタシケント大地震でも無傷だったというので避難所として使われ、だからこそウズベク人は今でも日本人に感謝の念を抱いていると聞いた。
また、あっちゃんの話になってしまうけど映画の中でこのナボイ劇場で熱唱するシーンを思い出す。
早朝なので静まり返ったナボイ劇場。
ここに、こんな日本語も刻まれている。
少し手を合わせる所作の自分。
それを見ながらおじさんが「日本人兵のお墓があるから。タシケントに戻ってきたらお参りに行くといいよ」と言ってくれた。
来たいと思っていると本当に来れるもんだなぁ。
そして車はタシケント駅へ。
今日は特急アフラシャブ号という日本の新幹線のようなのに乗って、サマルカンドを通り越しブハラまで移動するのだ。
車の中からのタシケント駅。
本当はおじさんは入れないのだろうけど、心配してくれて係員さんに話して駅構内まで来てくれた。
まず駅に入る前に向かって右側のゲートにてチケットとパスポートを見せる。
そのあと荷物チェックは空港にあるような機械で。厳重だ。
チケットは私がもらったのは印刷してあるEチケみたいな感じ。回収されてしまったのでない。
おじさん、駅構内まで案内してくれた。
出発は7時28分。
まだ40分ぐらいあるから、あそこでお水買えるよ、コーヒーの自販機もあるよと。
うんうん。
ここでコーヒー買うよ。ありがとう。
では帰国の時まで、しばしお別れだ。とてもいい出会いだったな。
ここで余談ですが、お水はなくなる前に見つけたらちょくちょく買うようにしていました。50,000スムを細かくするためにも、あと、とにかく暑いし乾燥しているので。
念のため、歯磨きもミネラルウォーターにしていました。
ホームを望める駅構内のベンチに座る。
たぶん自分の人生の中で、こんなに輝いている異国の朝を過ごしたことがないというくらいの時間。
この風景は、いま見てもドキドキする♡
ここで飲む自販機で買ったコーヒーと、おじさんにもらったチョコレートは格別の味でした。
そんなまったりとした時間を過ごしていると、アナウンスがありみんなホームへと向かっていくので私もスーツケースをガラガラとホームに。
今日は快晴で、まだ朝は涼しいので気持ちイイ。
わあお!
これがアフラシャブ号、本物だ。
世界の車窓からのテーマが心の中で流れる。
タラッタタタラーララ・ラーラー♪とね☺
切符が全然読めないから、駅員さんに聞いて乗車。
中はこんな感じです。
スーツケース置き場が入り口近くにあるのですが、満杯。
こんな感じでわりと広いので、荷物は足元と網棚に。小さなスーツケースなら置けます。(しかもボストンにもなるソフトケースで行ったのは大正解でした)
嬉しいのが、この軽食とお茶のサービス。
朝食もなかったので、なおさら💦
タシケントを出たら、ジザフ→サマルカンド→ナボイ→ブハラと終点ブハラまでは約4時間の列車の旅。
サマルカンドでたくさんの人が降りて、車窓がだんだんと砂漠っぽくなってきました。
Wi-Fiがまったくダメでスマホが使えないので、この時このふたつのガイドブックを眺めて過ごしてました。
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アフラシャブ号の停車駅や時刻は、地球の歩き方よりもはじめて旅するウズベキスタンのほうが簡単でわかりやすいです。
ウズベキスタンの旅に、この2冊のガイドブックはマストだと思います。
さあ、ブハラに着きましたよ!
この空の青さ。ウズベキスタンってやっぱり・・・青
快適だったアフラシャブ号も青。
街全体が世界遺産のブハラには世界中の旅行者が集まる。
それにしてもかっこいいよね、ぐうぜん映り込んでしまった旅人さん。
さあ、ブハラのドライバーさんとちゃんと会えるかな?
ブハラの街歩き、とっても楽しみです。