訪れたのは東京郊外の羽村市。
春は桜まつりで有名な『羽村の堰(せき)』と呼ばれる川沿いに、月曜と火
曜のランチタイムしか店を開けない、しかも完全予約制で何ヵ月も先まで予約が
取れない不思議なお店があるという。
お店の名前は Cafe 茱萸(ぐみ)さん。
川沿いの樹々が生い茂るちょっとあやしげな一角にあります。
イチゲンさんにはちょっと見つけらない場所だと・・・うん、そう思う。⤵
私の母(70代)が趣味の音楽サークル仲間で昔行ったことがあるらしく、
噂はちょっぴり聞いていましたが、いつまで経ってもマダムにはなれそうもない
私には縁がない所だと思っておりました。(笑)
ですが以前、羽村市でのイベントのお仕事をご一緒させていただいた年上マダム
おふたりに、思いがけなくお誘いいただき、このたび車で連れて行ってもらえる
ことに♪
マダムが予約したのは7月の始めだそうで、なんと2ヶ月も前なんですよ~。
中に入ると母が話していたとおり、とっても素敵な古民家テイストなお店。
お客さんは女性率99%ぐらいじゃないでしょうか。
しかも、みんなおそらくリピーター。
私を誘ってくれたマダムも、帰る時に次に来店する予約を入れてました。
(歯医者さんじゃないんだから~笑)
まだ、お客さんがいないテーブルをちゃっかり撮影させていただきました。
なんだか、多摩在住者のあこがれ、“鎌倉”とかそんな雰囲気。
日本の古き良き風情があちこちに感じられて、とっても落ち着きます。
この、週に2日かしか開けないお店。
なんと メニューが、ない⁉
全員のおばさま、いやマダムたちが、2,500円のコースランチをお召し上が
りにやってくるという。
ほんと不思議なんです~。
でも、お料理が来て納得。
メインの大皿には、黒豆、めずらしいお麩やゴーヤ、ししとうの揚げ物。ゴーヤの穴の中にはお味噌が入っていたり。
なす、しょうが、ポテトサラダどれを食べても素材の味が生かされていて、ほんと美味しかった。
大皿の横に煮物も持ってきてくれました。
煮物の撮影しているあいだに、
どんどんお料理が運ばれてきました。
で、全体的にこんな感じに。
何から食べていいのか?とっても迷いましたね。
右の椀の中のおからも、真ん中あたりつやつやに光っているのは旬の無花果(いちじく)も優しい味。
やっぱり、お酒が欲しくなります。
残念ながら、置いてないのですが。
季節の素材を生かしてのお料理だから、季節によってメニューも変わる。
だから、今度は秋に、冬に、春に・・・ってリピーターが予約をしていくんですね(納得)
さいごのほうに出てきた冬瓜と、赤い色がついた古代米。
これにお味噌汁がきます。
さらに食後に自家製の巨峰ジャムがかかったヨーグルトアイスと、珈琲も。
全部で30品目以上。
この時期は、夏の疲れを癒すお料理の数々。
お腹はいっぱいですが、胃が重くなったりはしないのが、さすが。
お料理って手をかけるとこんなに美味しいものなんだということを実感。
3時間ゆっくりとお食事しながらおしゃべりをして、素敵なお店の雰囲気を堪能してまいりました。
Cafe 茱萸(ぐみ)
羽村市玉川 1-1-1
TEL 042-554-1691
※駐車場は3台ギリギリ激狭スペースなので自信のない方や満車の場合は
少し川沿いを歩いたところに河川敷の羽村市営駐車場(無料)へ停めたほう
が賢明です。
ちょっと洒落たところで少し先の昼間の会食をしたいと思っている方、こういう
雰囲気のお店がお好きな方、月曜・火曜限定なのでかなり行ける方が少ないとは
思いますが、ここのお料理は、おススメ。
外国からのお客様にも喜ばれると思いますよ~。
ぜひ一度行ってみてくださいね。
電話がつながりにくいかも・・。諦めずにトライです(^^)/
羽村市でランチならこちらもおススメです♪