旅ゆけば~よろずな diary~

旅の記録と日々のあれこれを綴った日記です。

【将来の年金】厚生年金基金解散ってどういうこと??・・・のお話。

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 実家の母から、

「なんかね、年金関係の書類が郵便で届いてるんだけど、結婚の時にとっくに名前も住所も変更したでしょ?ねんきん定期便とかもそっちに届いてるでしょ?もしかして・・これって、怪しいのかしらね?」

と珍しく大事そうな話の電話が入りました。(失礼!)

 

お休みの日に、ひとまず取りに行って開封してみると、なんと新入社員の時から15年以上勤務していた職場の時に加入していた◯◯厚生年金基金が解散したというお知らせ。

送り主は、◯◯厚生年金清算事務局。

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その会社を辞めてからまったく畑違いのお仕事に転職し、新しい職場は厚生年金には加入してなかった。

だから、「あー!あの最初の会社の時の!そういえば厚生年金基金にも入っていたんだっけ??」

 

でも、退職してから10年以上も経っている。

そして年金・保険などはもちろん結婚の時に変更届を出している。

これ、いきなり旧姓で実家に届いたら、あやしい郵便物?って一瞬思っちゃいますよね。

 

早速調べてみましたら、そもそも厚生年金基金は、厚生年金とは別物らしい。

 

国の制度の厚生年金を企業が代行して、さらにその厚生年金に対して上乗せ給付をするという・・。

まあ、ざっくりですが、企業が社員の老後の生活保障をよりよくするための制度なんだと理解しました。

 

そう思うと、あのころ時代もよかったと思うのですが、ありがたい制度だったし会社もちゃんとしてたんだなぁって、つくづく感じます。

(今まで、加入していたことすら忘れていましたが)

 

でも、この届いた冊子・・。

年金制度をよく知らない私のような者には、難しすぎるんですよ。

あと、素朴なつっこみですが、私は実家がまだあって郵便物が無事届いたからいいけど、もう元の住所には家がなく・・・って場合どうなっちゃうんでしょう?

この機会に基金にも氏名・住所変更届を出さなきゃ!って思いました。

 

話は戻って。

まず、 素人ですから

「解散??もしかして掛けた年金なくなっちゃうの??」

なくならないにしても、減っちゃうとか?

そんなことないよね??

いろいろ・・・心配になってきました。

 

そして何回も何回も冊子を熟読しました。

で、私がぼんやりとですが、私が理解したこと。

 

厚生年金基金は2層になっていて、解散した場合、

・基本部分である、企業が代行した年金は、国(日本年金機構)へ引き継がれて将来老齢厚生年金として支給される。

 

よかったー。ちゃんと年金もらえるのね!と、

ここで、ホッとしたのもつかの間。

 

・加算部分は、基本部分を国へ返上した後の残余財産に応じて分配する予定。でも債務計算には2年ほどの時間がかかる。

 

加算部分というのは、全額事業主負担によるもの。

もともと、会社が負担していてくれていた分だけど、解散がなければ将来年金としてもらえていたんだな。

この部分が、解散によって残余財産に応じて分配金となる。

残余財産っていう初めて聞くワードも気になるけど、将来終身でもらえるはずだった額より減ることは間違いない。

だって、解散に追い込まれた訳だから・・・。

 

さて、2年かかって計算された分配金。

 

計算後、連絡が来て、

・年金として例えば月々何千円かでも、へんな話ですが死ぬまでもらうか、

・一時金としてまとめてもらうか、

選択するそうです。 

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企業年金連合会(Pension Fund Association) より出典

 

私の場合、勤務年数が20年以下だし、さすがにその分配金とやらも、そんなたいした額でもないんでしょうが、それでも年金は老後の支え。

そもそも何故、解散に追い込まれるのか? 

 解散に追い込まれる理由は、こちらがとってもわかりやすかったです。

厚生年金基金制度が発足したのは、高度経済成長期の昭和41(1966)年です。右肩上がりの経済成長がつづき、運用で大きな利益を上げることが十分に可能な時代でした。

そこで、企業年金の何倍にもなる厚生年金を国から預かって、自社で積み立てる企業年金と一緒に運用すれば、小さな自己資金で大きな利益を上げることができる。ここから厚生年金基金がスタートしたのです。

バブル時代が終わって、今まで何倍ものプラスを上げた仕組みが、逆に何倍ものマイナスとなって基金を苦しめることになります。基金全体の8割を占める国の厚生年金が生む運用損が、基金財政全体を悪化させる原因となりました。

財政逼迫には、もう一つ大きな理由があります。厚生年金基金のスタート時は受給者の数も少なかったのですが、団塊世代が老後を迎えた今はその数は増える一方で、年金の支払額も毎年増加し、どの基金も積立金を取り崩す状態にまでなっています。 

AIJ投資顧問事件であぶり出された企業年金の闇 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online より一部引用

 

一般人にはよくわからない複雑な仕組みで、しかも国や公的な機関の都合で、年金が減ったり消えたり。

いったい、このもやもやを、どこにぶつければいいのでしょう・・・。

 

今回、自分の身にふりかかってはじめて体験した厚生年金基金の解散。

将来の年金について考えるいいきっかけになりました(^^)/ 

 

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