旅ゆけば~よろずな diary~

旅の記録と日々のあれこれを綴った日記です。

日々のあれこれ。

健やかなる象徴のサンダルを作ってくれたパレスチナの職人さんは、今どうしているのだろう。

私には、大切にしている革のサンダルがある。 ふだんの自分は、持ち物にはあまりお金をかけない、むしろプチプラなものを探すのを楽しんでいるほうなのだが、 このサンダルに限って言えば、質のいいブーツを買ったのと同じくらいのお値段だったと記憶してい…

続・多趣味のススメ。これからのシニア人生、趣味は広く深く忙しくでいいんじゃない?・・・のお話。

先月は毎週末、夫の関わっているコミュニティでの小中学生の卓球教室で初心者コースのコーチのボランティアを頼まれ、子どもたちと楽しく休日の半日を過ごした。 本業も教育業なので、その延長で慣れてはいるのだが・・・。 でも今回は初心者のコース担当だ…

お墓参りに行って、考えたくないけど考えなければいけないこと。お墓や葬儀、終活のお話。

気がつけば3月も後半になって、また一か月更新が滞ってしまった(>_<) 我が家の3月と言えば、年に一度のご先祖さまの慰霊の行事や両家のお墓参りなど、お寺やお墓に行く機会が多くなる。 さらに今年は父方の親族の墓じまいや永代供養の手続きに母と一緒に少し…

多趣味のススメ!聖地に行ってみたら、70歳、80歳になった時の新たな夢が沸き上がったお話。

少し前にお隣の奥さんに言われた。 「夫婦でそれぞれたくさん趣味があって、うらやましい。」 自分たちにとっては普通のことなのでまったく意識してなかったけれど、現在50代半ば、確かにこれからの人生、男性も女性も趣味が複数あるのはいいことなんじゃな…

母の手術中に何故かブログを書いている、コロナ渦の手術と入院事情のお話。

約一か月前、歩行困難になり外出や通院ができなくなった高齢の母のサポートをしつつの日常生活だったのだが、やはり一ヶ月・・・気忙しかった。 outblue69.hatenablog.com 幸い、家の中ではなんとか手すりを使ってすり足歩行ができるので、トイレも行けるし…

「あなたに話してよかった」という言葉が、胸いっぱいに広がって、私の心に春が来た。

4月になったというのに、この寒さ。 でも、私の心は暖かい。 そりゃもう、冒頭のウエディングフォトのせい。 たまりませんわ~。 outblue69.hatenablog.com そして、もうひとつ。 先週、最近はほとんど使っていないキャリアメールに、5年前の職場のお取引…

「暇(ひま)」という言葉が、急に愛おしくなった。母と私の平日近郊ドライブのお話。

実家の母は、齢、八十に手が届く。 障がい者手帳を持ち、杖歩行で、スズキのシニアカーがふだんの暮らしの相棒。 まだまだ珍しいシニアカーに乗っていると、必ず「それ免許いるの?」「どこで買ったの?」と声をかけられるらしい。 最近はアレクサとすっかり…

勝ちと負け。そこで沸き上がるエモーション。まさにエモい2月の遠征終了!!!・・・のお話。

好奇心旺盛な50代の私は、今まで色んな国を旅してきたのだけれど、 不思議と観光するには楽しい国や都市よりも、何故か旧ソ連の国や極東ロシアなどの少しさびしげな街の景色のほうが印象に残っている。 中でも・・・・ 北海道に近いロシアサハリンへ訪れた時…

アレクサが実家にやってきた!AmazonのFireHD8タブレットで母の暮らしがトキメキそうな・・・お話。

私の母(70代後半)は、未だに電話はガラケー。 スマホにしても良いらしいのだが、別に困ってることもないし・・と。 しかし、私の古いスマホを使ってグーグルの音声検索で花の名前を調べたり、YouTubeで演歌や美空ひばり、はたまたスマップや嵐の映像を観て…

極寒の中でも負けないココロとカラダを持て。汗と涙と全集中の2月がもうすぐやってくる・・・のお話。

新年早々また、「人生とは、わからないものだ。」という事態になった。 いつもは夫婦旅行を楽しんで過ごしてきた年末年始だったけれど、コロナもあって今年も2回目のおうちでの年越し。 それならば!と、ちょっぴり気分が上がるお料理やプレモルをチョイスし…

「どうしよう、帰れなくなっちゃった。」って言ってみたかった。若かりしXmasのトホホなお話。

職場の若い男子。 雑談していたら、「クリスマス、自分、ぼっちですよ~。さみしいっす。」と言って、皆からイジられている。 私も50代になり、今でこそ「クリスマス?だから?キリスト教徒でもあるまいし。」と、「愛の不時着」のユン・セリの名セリフまで…

秋が来た。そして突然『一人親方』の妻になったのだ・・・のお話。

先月末、夫が会社を退職した。 60歳を過ぎたし、世間では定年退職っていうお年頃でもあるのだけれど、夫の場合ちょっと事情がちがう。 夫は会社員といっても、電気工事士。 いわゆる現場職人、ガテン系である。 会社の社長が80歳を超え、息子さんは障がい者…

思い切って美容院を変えたら、心地よい時間が待っていた・・・お話。

かれこれ6~7年通っていた美容院を変えた。 きっかけになったのは、夫の車の助手席に座っていた時に、新しくできた美容院を発見したときのこと。 「あ、ここに美容院できたんだね。今度、ここに来てみようかな。」 「えっ?いつも行ってるとこ、よかったん…

「あの日から54年?」母の言葉に改めて親に感謝したささやかな自分の生誕祭。・・・のお話。

9月になって、急に涼しくなりいっきに秋が来た感じだ。 そして・・・・・・またひとつ歳をとった。 お約束で、はっぴーばーすでーとぅみー。 あ、もうこれから歳は「重ねた」って言ったほうがカッコイイのかな。 写真は、夫が買ってきてくれたケーキ。ふた…

『幸福の黄色いハンカチ』の島勇作に、いまさらながら惚れてしまったお話。

わたしの1年の中で、いちばん休みの期間が長いのはゴールデンウィーク。 今年は7日間の連休で、しかも予定も中止や自粛になったので、またもや今年も家で過ごすこととなった。 この状況にぴったりの読書時間~♪ すでに5巻読み終えて、次は6巻目。 outblue6…

マンツーマンのメルカリ講座と10年来の自己紹介タイム?・・・のお話。

もうすぐ50代半ばという、わたしの世代。 PCやスマホの扱いに限って言うと、なんとも微妙な世代だなーと思う。 普通に使いこなす人もいれば、「そういうの、全然ダメなのよ」っていう人もいる。 さすがにラインはしないっていう人は少なくなったけれど、アプ…

石の上にも三年。働く自分をたまには褒めてあげようと思ったお仕事の・・・お話。

三月は、慌ただしく過ぎていくここ数年。 3歳から高校生まで300人近く通う、塾のような学校のような施設の総合用務係の立場にいるのだが(平たく言えば用務員のオバサンですね♪)何しろ教育機関なので新学期の準備でバタバタと忙殺の日々。 夢の中でも何かに…

これからは「ひとり上手」って大事なことかもしれないと思った・・・お話。

先週のこと。 朝からラジオで、中島みゆきさんの「ひとり上手」を流していた。 誰かのリクエストかな? 懐かしいイントロ。 たしか「臨月」という意味深で生々しいようなタイトルのアルバムに収録されていて、シングルにもなった曲だと記憶している。 そう、…

むやみに「わかる~」と言いたくないから、思わず自分の過去を話してしまった・・・お話。

いまの私の仕事は基本持ち場は一人で、シフトは早番・遅番の2交代制。 ただ交代の時間の2時間だけ忙しくなる時間だし、引き継ぎもかねてふたり重なるという勤務体系。 一人で不安なこともあるけれど、人間関係のゴタゴタがないのはありがたいし、その2時…

この爽快感がいい!昔取った杵柄が、チームに素敵な笑顔と勝利をもたらした・・・お話。

先日、調布市にある『武蔵野の森総合スポーツプラザ』という場所へ行ってきました。 さて何をしに? 今まであまりブログでは書いてこなかったのですが・・ 実は、かれこれ40年ぐらい前の学生時代から、某Tがつくスポーツ(すみません、卓球です)を、かなり厳…

自動車事故。過失割合9対0って?足して10にならない片側賠償に落ちついた示談のお話。

先月はじめのこと。 自分では防ぎようのない理不尽な事故にあってしまい、さらに相手が外国人であったり自分の非を認めなかったりで・・・ 結局私のドライブレコーダーの映像が決め手にはなったのだけれど、保険屋さんとのやりとりに、けっこう疲れてしまっ…

師走になって気がついた。コロナで増えたもの減ったもの・・・のお話。

師走と言われる12月になった。 でも、いつもの年と何かが違う気がする。 毎年この時期になると、お歳暮とまではいかなくても例えば女子会で、忘年会で、 ちょっとしたギフトを渡したりいただいたり。 何かと忙しい中、それを選びにショッピングモールやコス…

不機嫌はハラスメントに一票!新聞のコラムにうなずいた「フキハラ」の、お話。

少し前の新聞のコラム。 伊是名夏子さんという、体に障害を持ち、現在子育て真っ最中の30代の女性コラムニストが書かれた記事で、「不機嫌はハラスメントだ」と。 そして、フキハラという造語をつくってしまったとか。 ネット記事はこちらからどうぞ。 外で…

真実はひとつ。映像は嘘をつかない。事故と保険とドライブレコーダーのお話。

しばらくある出来事に翻弄されてブログを更新していなかったら、外はすっかり秋から冬になってしまいそうな寒さですね。 私の心も冬になってしまいそうな、その出来事とは・・・ まさかの交通事故( 一一) 幸いケガもなく体には何も異常はなかったのですが、…

身体と脳と精神のメカニズム、そして傾聴。学びの秋がやってきた!・・・のお話。

約1年前、不思議な体験をした。 うーん。うまく説明できるかな・・・ 場所は、ウズベキスタンのブハラという砂漠の中の街。 青のサマルカンドに憧れて思い切って一人でウズベキスタンに飛び立ったのですが、その憧れの地サマルカンドへ行く前に訪れたブハラ…

人に寄り添うこと、傾聴すること。とても難しいけど大切なことと知った旅ができない読書の夏・・・のお話。

この夏、まるで小学生の夏休みのようにガツガツと本を読んだ。 いつもの夏のように、チケットを買って計画を立ててフラッと旅に出ることができない鬱ぷんを、本の中の世界に入ることで非日常を味わう作戦でもあったのかな。 だってさ、 1年経ったウズベキス…

花を愛で、息吹きを感じる。この小さくも深い喜びの日常・・・のお話。

今年は、春夏秋冬の春の部分が確かに過ぎたはずなのだけれど・・・ 不思議とぽっかり抜けている感もあるへんな感覚で六月を迎えた。 お仕事はオンラインでzoomに参加している子供たちを、勤務先のパソコンで出欠をとったり、通信状況を確認したりするような…

時間を超えて届いた一通の手紙。それは昭和の時代の大切なたからもの。・・・のお話。

このStayHome期間に、昔からの友だちと懐かしいものを写真に撮ってLINEで送りあっている。 みんな、断捨離とか片づけとかしているうちにだんだんと「何これー!」とか「いい時代だったね」っていう共感や反応を楽しむようになってきたようだ。 私も仕事が時…

あきらめること、執着を断つこと。ミャンマーの僧侶から学ぶ私の新たな日常・・・のお話。

ミャンマー (トリップアドバイザー提供) 5月になった。 早いのか遅いのかもうわからなくなってしまった。 去年はゴールデンウイーク中に夏のウズベキスタン行きを決めたんだっけ。 今年はゴールデンウイークならぬ、かつてないStayHome週間。 しかも今月の…

いにしえの武者小路実篤の言葉が心に響く、4月・卯月・APRILの日々・・・のお話。

昨年のゴールデンウィーク。 旅行の予定が所用でキャンセルになり、それならそれでと近場の埼玉県に何回もドライブに出かけた。 あのときも予定がなくなって、さあどうしよう・・と思ったけれど、結局夏休みの計画を立てたり、ガイドブックで妄想旅行したり…